リレー小説投稿サイト/他人の物語の続きが自由に書ける!

クールなキミは私だけに甘えたがり第2話 全10話で完結

クールなキミは私だけに甘えたがりの第2話

作者 祈矢暁月 得点 : 1 投稿日時:


ある日の放課後。
私:新堂鈴音は今日も屋上に向かっていた。
私の唯一の癒しの場所であり、お気に入りの場所だからだ。
勢いよくドアを開けると、そこには海野創真がいた。
「遅かったね、お疲れ」
彼はそういうと、フェンスにもたれかかって立っていた私の肩に頭をのせてきた。
「…何するんですか」
「睡眠」
海野創真は、私にもたれかかったまま転寝を始めた。
私と海野、二人の間に重い沈黙が流れる。
一刻も早く、この空間から抜け出したい。
そう思った時だった。
「...すずね…行かないで……」
驚いて肩を見ると、不安そうな顔つきの海野が、寝言をしゃべっていた。
私のブラウスを、海野がぎゅっと握りしめる。
「…可愛い」
私はそうつぶやくと、いつの間にか彼の頭にできていた寝癖をちょんちょんとなでて過ごしていた。
そして、しまいには私も眠りに落ちていた。

しばらくたって、私は目を覚ました。
目を覚ました途端、びっくりした。
私の前髪を触る海野が、視界に飛び込んできたからだ。
「…おはよう鈴音」
子犬のような笑みを浮かべてそう言った海野。
他人の前で気安く眠ってしまうとは…!
私は恥ずかしさで死にそうで、
「ごっごめんさよなら―!!」
慌てて駆け出してしまった。
「ちょ―」
海野が何か言いかけたことにも気づかずに、必死に走り続けた。
なぜ、なぜ私は人前で眠ってしまったの?
家族の前ですら、眠ったことがなかったのに。
考えを巡らせながら走っていると、とある結論にたどり着いた。
海野は、海野は。
—私が心から信頼を寄せている人…?
この物語の目次へ

作者コメント

偶然にも、僕も小学六年生です
僕っ娘だからって、イタイとか思わないでください…。
深夜テンションでしたので、どこか接続詞などがおかしくなっているかもしれません。
ご了承ください。
ついでに告知を挟むと、今僕が書き進めている小説、「類と翠」、「重度のシスコン兄の扱い方に困っています」、「里依さんは勉強にも話術にも喧嘩にも強いです」が絶賛公開中です…!こちらも基本深夜テンションで登校することにしていますので、文体におかしなところがあるかもしれません。是非読んでみてください。
できればいいね、時間のある方は続編を書いていただけるとモチベーションがアップして更新速度が速くなります(多分)
よろしくお願いします
              Akatsuki Inoriya

追加設定(キャラクターなど)

原作のキャラ設定ほぼほぼ守って書いたつもりです

他の小説の第1話

窓を開けたい第6限

作者 しとるんご 総得点 : 0

投稿日時:

外で、桜が舞っている。
高校に入学してから一週間が経った。
中高一貫校だから、友達の心配はない。
今日も相変わらず瑞稀と話している。
「高校の制服、やっぱ可愛いよね」
「中学の制服とは全然違うや」
談笑して、休み時間が終わ... 続きを読む >>

文字数 : 400 投稿数 : 1 全話数 : 5話完結

私っていらない子?

作者 ゆり 総得点 : 1

投稿日時:

「あなたはできない子ね!」
「わー!バカがうつる~」
そんな言葉が鋭い槍となって私を刺していく。
そんな私はもうボロボロの布のよう。
そう、私は誰からにも嫌われている、鈴木こころ。 
私は親にも嫌われて、クラスメイトからも嫌... 続きを読む >>

文字数 : 442 投稿数 : 1 全話数 : 10話完結

終末少年ジャンプ

作者 玉子 総得点 : 8

投稿日時:

「ねえ君、この漫画の終わりってどうなると思うんだい?」

 俺が部室で漫画をパラ見してる時、先輩は突然そんな話題を振ってきた。
 面倒ながらも見やると、彼女が持っていたのは週刊誌。前に俺が買ってきて、適当に放り投げていたやつだ。... 続きを読む >>

目次へ

文字数 : 0 投稿数 : 4 全話数 : 6話完結

トップページへ

▼小説の検索

▼作者の検索

クールなキミは私だけに甘えたがりの第3話を投稿する!
小説本文は300文字以上で投稿できます。お気軽にどうぞ!(上限は5000文字)
設定は2000文字以内
コメントは2000文字以内
続編通知設定(必要なければ外してください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

ページの先頭へ

リレー小説投稿サイト「いっしょに作る!」の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ

関連コンテンツ