俳句添削道場(投句と批評)

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春暑し裾たくしあぐ浜の子ら

作者 登盛満  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

いくら暑いくらいの陽気だと言っても、水はまだ冷たいでしょうに。あ〜、裾がズリ落ちて濡れてる。気にしてない様子です。

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「春暑し裾たくしあぐ浜の子ら」の批評

回答者 はちこ

微笑ましいですね。子ども達のはしゃぐ姿が想像できました。春暑し、晴天が続いた空の様子も含まれてると歳時記にはありますし、絵になる一句です。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

ふぐりまで晒す浜の子春暑し

回答者 秋沙美 洋

句の評価:
★★★★★

登盛さん、こんにちは。

先日プレバトで夏井先生がユッキーナの旦那の句を「目立つ欠点は無いが、これといった魅力もない」と評していました。
御句もそれに近いかなと思います。

まず「裾たくしあぐ」ですが、春の汗ばむ陽気の中でこの行為はさして珍しい物でもありません。
そして浜の子らが水遊びをしているという内容も(光景的には夏の物とはいえ)汗ばむ春ならば「そういう日もあるだろうね」となります。

決して悪い句ではありません。
しかし、もう一歩先の新たな気付きや発見なんかを組み込めると、読み手の印象に残る句になるかなと思います。

原句をだいぶ変えているので添削句ではありませんが、一応残していきます。

点数: 1

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春の浜裾上ぐる子ら戯れり

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

季語の「春暑し」の「暑し」の部分が、その他の部分の説明になってしまっていますので・・・季語に選択の余地はあるかと思います。
暑いことは「暑し」と言わずに感じさせられると、さらに良いと思います。

詠み下しても「春暑い 裾をたくし上げた浜の(浜にいる)子たち」となるので、語順の問題もあろうかと思います。

・春の波裾上ぐる子ら濡れにけり
・春の浜裾上ぐる子ら戯れり
・春の海サンダル履きの子ら群るる

点数: 1

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