散り急ぐ枝垂れ桜や母逝って
作者 谷口智子 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
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散り急ぐ枝垂れ桜や母の貌
回答者 イサク
こんばんは。
切れ字「や」の使い方、御句の用法で間違っているわけではないですね。適切なところに収まっていると思います。正解はないので、それ以上はなんとも言えませんが・・・
下五の「逝って」が強すぎるのではないかと思います。他に「死」「亡き」「命」など直接的すぎる言葉は避けて、それでも受け手に感じさせられるような句がよいかと思います。
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母逝きぬ枝垂れ桜の急ぐ頃
回答者 秋沙美 洋
谷口さん、こんにちは。
中七に季語+「や」というのはある程度基本の形ですので、使い方として大きく間違っているとは思いません。
そもそも切れ字に限らず俳句の用法に間違いも正解もなく、どのように扱い、その結果読み手がどのように受け取るかが全てです。
誰かにとっての正解も、誰かにとっては不正解になる事もある。という意識を、書き手は持ち合わせたいものです。
「や」よりも「母逝って」という下五が気になります。きちんと閉じれていない感じに違和感を覚えました。
このような句形で成功するケースもありますが、御句の場合だと素直に終止形で止めた方が良いかと思います。
「散り急ぐ枝垂れ桜や母逝きぬ」
点数: 0
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枝垂れ桜や のところで、やの使い方は
正しいでしょうか。