カフェの隣客うるさくて青楓
回答者 イサク
こんにちは。
問題点は秋沙美様のご指摘どおりで・・・
「薫製工房」「コーヒー」「薫香」「隣客の声がうるさい」「庭」「青紅葉(で癒された)」をどう入れましょうかね?というのが課題ですね。
こういうときのテクニックで
・基本の省略(ただし、受け手に伝わらなければ意味なし)
・なかったことにする
・見てきたように嘘をつく(場所を変える、季語を変える、など)
などなどあります。
たとえば、「薫製工房」をあきらめて「喫茶店」「カフェ」としてしまえば、コーヒーの香りも漂いますし、庭も想像できるかも? もちろん隣に席があり、客にはいろいろいますよね?
といった感じで・・・そこの調整が、詠み手の推敲・努力の部分となります。
「俳句は実体験に勝るものなし」という言葉がよく言われるのですが、言い換えれば「実体験でない句も多い」ということです。
・コーヒーの薫りや庭に青楓
・カフェの隣客うるさくて青嵐
・庭に青葉喧噪多き喫茶店
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町家の薫製工房でコーヒーをいただいていたときに隣の客の声高で無粋な話に嫌気がさしていたときに坪庭の揺れる青紅葉に癒されたときに詠んだ句です。