春風や猫ふんわりと石垣への批評
回答者 三日酔いの防人
森 教安様、今晩は。春風と猫の取り合わせは良いと思います。ただ『ふんわり』猫の柔らかさが先行してしまいました。『ふわり』という言葉もあります。下五『石垣へ』少し違和感を感じますね。あえて石垣は詠わないのも手です。
春風や猫のふわりとあるところ
と提案致します。読者それぞれの猫の居場所があって面白いのではないでしょうか。
点数: 2
添削のお礼として、三日酔いの防人さんの俳句の感想を書いてください >>
作者 森 教安 投稿日
回答者 三日酔いの防人
森 教安様、今晩は。春風と猫の取り合わせは良いと思います。ただ『ふんわり』猫の柔らかさが先行してしまいました。『ふわり』という言葉もあります。下五『石垣へ』少し違和感を感じますね。あえて石垣は詠わないのも手です。
春風や猫のふわりとあるところ
と提案致します。読者それぞれの猫の居場所があって面白いのではないでしょうか。
点数: 2
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回答者 ハオニー
俳句とは何かを掴んでいるというコメントがありますね
「石垣へ」が下五にあるのは、私も気になりました
この場合、最後は「猫」だよねと思いました
破調も一つの作戦です
春風や石垣へふんわりと猫
春風(形がない)→石垣(硬い)→ふんわり(柔らかい)→猫(気まま)
いい意味で予想を裏切る展開が続き、着地がしっかり決まる語順にすると、読み手は楽しめるようです
点数: 2
添削のお礼として、ハオニーさんの俳句の感想を書いてください >>
優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
歩いていると、目の前で猫が地面から石垣に飛び上がりました。飛び上がったというよりも春風に乗ってふわりと移動したというように感じました。下五の「石垣へ」が気になっています。