春暑し揺れぬ洗濯物の影
回答者 イサク
こんにちは。
鳥様も記載していますが、この句で「洗濯物」を想像させるのは難しいかと思います。「揺れも止む」で無風を示すのもやや厳しいかと(とはいえ「揺れぬ」という措辞を季語に対比させるのは、必ずしも悪いわけではないです)。
季語以外のところに、句の見た目より要素が多いですね・・・
点数: 0
添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>
作者 秋沙美 洋 投稿日
回答者 イサク
こんにちは。
鳥様も記載していますが、この句で「洗濯物」を想像させるのは難しいかと思います。「揺れも止む」で無風を示すのもやや厳しいかと(とはいえ「揺れぬ」という措辞を季語に対比させるのは、必ずしも悪いわけではないです)。
季語以外のところに、句の見た目より要素が多いですね・・・
点数: 0
添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>
回答者 鳥
こんばんは。
御句について、「洗濯物の靴下が揺れない」という景を描いた句と判断しました。下五の「暑き春」は「春暑し」としないことで暑さの印象が和らぎ、屋内からの光景ではないかと想像しました。一読した時に靴下を「既に履いている靴下」と解釈して読んだため、「揺れ」が何の揺れなのかがすぐにはわからず句意にたどり着くのが遅れた印象がありました。何か一つ洗濯物の光景だとすぐ分かる言葉が入るとより景が伝わりやすくなるかもしれません。この点から
・物干しの靴下揺れぬ暑き春
という提案句をひとつ作ってみました。いかがでしょうか。
点数: 0
優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
風さえも失せ独りなるかな