「明くる日を待つ病床の春の雨」の批評
回答者 ハオニー
そこに音数を使ったか...と感じております
明くる日の「くる」ですか
そのあたりは後程
「の」は少し違います
春の雨が明日を待ち望んでいるようにも解釈されてしまうのです
明くる日を待つ病床に春の雨
だと、今は明日を待っているけど春の雨が今まさに来たよというニュアンスですね
病床に春の雨が降った、という「場所+に」でないならばその意味です
私はここ、「を」か「や」だと思うのです
「や」は優等生の答えで、「を」は玄人好みのようです
明くる日を待つ病床を春の雨
とすれば、ひとまずは助詞の使い方は解決です
表現の可能性についても...
明くる日を待つ→明日を待つ
にすると2音分空きます
そこにどのような人物が病床にいるのかを描くことは出来ます
明日を待つ病床のとも春の雨
明日を待つ病床の君春の雨
など、2音は挑戦できる音数なのです
明日を待つ病床の身や春の雨
だと、作者自身が病気なのかもという雰囲気を漂わせていますね
挑戦できているとはこのようなことなのです
点数: 2
添削のお礼として、ハオニーさんの俳句の感想を書いてください >>
添削ありがとうございます。勉強になります。
ぱっとうかんで作りました。
退院か、面会か、手術前なのか
僕にもわかりません。
病床にではなく病床のにしたのは、
正直勘です。