俳句添削道場(投句と批評)

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朝帰りとぼとぼ冴えぬ通ふ猫

作者 佐渡  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

朝の散歩の帰りとぼとぼ歩く猫を見かけて詠んでみました。

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「朝帰りとぼとぼ冴えぬ通ふ猫」の批評

回答者 ふり

添削ありがとうございます。
始めて2週間もたたない私からみれば、おじさん様は充分先輩です!
むしろたった2ヶ月で、おじさん様の様な句が自分に出来るのか不安です😅
そしてコメントに書いてあった事に同感です。
日本語の奥深さ、今迄知らなかった事、気づかなかった事を一から学び直している気がして新鮮です。

拙句の「転がる」は「散る」の方が良いという皆様のご意見に納得です。
皆様からのご指摘やご意見を参考に、これから勉強していきたいと思います。
これからも宜しくお願いします。

句の評価:
★★★★★

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「朝帰りとぼとぼ冴えぬ通ふ猫」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

もう少し推敲が欲しい句です。
◆この句の季節感はどこでしょうか?
 ただ「この時期に見かけた猫」というだけで「通ふ猫」(雄猫が雌猫のもとへ赴く様子の季語)という季語が使われているような・・・?
 季節感なしの「歩く猫」の句になっています。
◆「冴えぬ」季語として使っていないのはわかりますが、「冴える」が季語なので、慎重に使いたい動詞です。
 そもそも「とぼとぼ」があるので、二重に説明する「冴えぬ」は不要でしょうね・・・
◆「朝帰り」は誰?と考えると「自分が朝帰りの途中で猫を見かけた」という句意に受け取ったのですが、コメントを見たら「猫が朝帰り」なのですね。
 この猫が「朝帰り」だとなぜわかるのか?それはご自身の空想で、事実ではないのでは?自分の飼い猫ならばともかく。

コメントの意味そのままでは「猫の恋」の傍題「通ふ猫」を使うのはつらいですね・・・どこに「発情期のオス猫」の要素を出しましょうか?

・とぼとぼと歩く猫いて春の朝
・恋猫の朝帰りして眠りけり

点数: 1

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「朝帰りとぼとぼ冴えぬ通ふ猫」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

おじさん様、こんにちは。
御句拝読しました。「通う猫」って季語があるのですね。猫はそれだけでは季語にならないのに、色々付けてたくさんの季語になりますね。あまり犬って詠まれないですね。なぜだろう?

御句、先にイサクさんがおっしゃっていること、もはや「全てその通り」なのですが、それではつまらないので、私も大半重複覚悟で言わせてください。
まず「朝帰り」。私は初読では、お互い朝帰りで目があって、なんだか通ずるものがある、みたいな句かと思いました。でも違いました。
おじさん様は散歩中ですね。そうなると、猫ちゃんも散歩中かも?

次に「とぼとぼ冴えぬ」。これも、どうしてそうわかるのか。というか、自分のこと以外は、猫であっても体調とかを推測するのは俳句だと避けた方がよいようです。

最後に「通ふ猫」、これもこの猫が通う猫なのかどうかはわからないと思います。
でもそれはそれとして、季語チャレンジということでは面白いです!

ですので、通ふ猫は生かして、「なおじい句」ですが置かせていただきます。

・朝帰りお前もさうか通ひ猫

どうなんだろう…あ、三段切れ…。だめだ、疲れてきました。今日はこれで勘弁してください。

点数: 1

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「朝帰りとぼとぼ冴えぬ通ふ猫」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。
通う猫という例句もほぼない季語へのチャレンジすばらしいです!こういうチャレンジ最高。
取り合わせの句かなと思いましたが、上五中七が誰なのかがわからないのです。
朝帰りにとぼとぼしてる自分と通う猫の合わせかな?と。コメントを見ると、上五中七も季語を書いてるのですね。季語は季語だけで十分語ってくれるので、とぼとぼしてるのか、ぎゃんぎゃん言ってるのかは読み手に想像させてほしいですね。
何と合わせますか?
とりあえず散歩の光景で出しておきます。
通ふ猫朝の散歩のネオン街

通ふ猫と何を合わせるか次第では面白い句はいろいろできそう。季語と関係ない何かと合わせて、季語で何かを感じさせたり。
たとえば、なおじいさんは三浪決めた夜の恋猫でしたよね😆恋猫の様子は書かず、猫の恋、と季語だけ置いてましたよね!
通ふ猫残業明けの朝まだき
寝ずの番終へて家路の通ふ猫
提案はちゅっと時間経過や状況説明してますが、、。仕事に明け暮れた人と通う猫。人の生死と通う猫。など、いろいろな対比の中で、通う猫が出てくると感慨はさまざまかと。いかがでしょうか。

点数: 1

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