俳句添削道場(投句と批評)

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春の海微塵の光降りそそぐ

作者 九造里子  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

春めいた日の海に、幾千もの光が雨のように降りそそぎ、海を黄金にしている風景です。

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春の海微塵の光降りそそぐの批評

回答者 三日酔いの防人

九造里子様、今晩は。美しい光景を詠まれておりますね。三段切れの可否については、ハオニー様や腹胃壮様の仰っているとおり様々な解釈があります。私は俳句には切れが必要であると考えていますが、必要以上に切れ字を使うのは反対です。これは
三段切れにしても同様で、やかな、やけり等でなければ、がんじがらめになって三段切れになってないかななんて考える必要はないと思っております。
さて掲句ですが、下五の『降りそそぐ』が少しもったいないと感じました。私としてはこの句には燦々とという言葉を提案致します。また、春の海を大海などとすればスケールが大きくなりますね。一句失礼致します。
大海や燦々と春春を浴び
三段切れですね。でも私は全然気にしません。素晴らしい光景を詠んでおりますので色々と試してください。

点数: 2

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「春の海微塵の光降りそそぐ」の批評

回答者 ハオニー

はじめまして
プレバトの見すぎのハオニーです
しっかり拝見いたしました

この句は三段切れではありません
春の海/微塵の光降り注ぐ
と、春の海で一度カットが切れています
三段切れになると二回カットが切れるのですが、私には一回しかカットが切れていないように見えました

映像の切り取り方の基本は出来ていますが、どこか言葉がズレているように思います
改善できるところはありそうです

というわけで「微塵」の意味を少し調べてみました
細かい、ごくわずかなこと
とありました

お話を聞く限りでは、幾千もの光が細かくなって雨のように降り注いでいるようだ
ということでしょう
やはり、「微塵の光」で「ごくわずかな量の光」と思われたくはないでしょう

たとえば
降り注ぐ数多のひかり春の海
とするだけで、光がたくさん降り注いでいると分かります
「春の海」を先に出すより、後で出した方が季語のスケールの大きさを活かせます

九造様は少し考えて「微塵の光」と言葉を選んだのだと思います
言葉選びにさらに時間をかけると、面白い言葉の候補がいくつも出てくるでしょう

点数: 4

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「春の海微塵の光降りそそぐ」の批評

回答者 腹井壮

かぬまっこさん、こんばんわ。

三段切れかどうかは別としてブツブツとした感じは否めません。語順を変えて
降りそそぐ微塵の光春の海
リズム感が良くなったと思います。

点数: 2

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添削対象の句『春の海微塵の光降りそそぐ』 作者: 九造里子
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