俳句添削道場(投句と批評)

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銀杏散るベンチに一つ二つかな

作者 染谷翔  投稿日

要望:厳しくしてください

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

かなの是非
銀杏がベンチの上に散ってのっていたよみたいな句です。

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「銀杏散るベンチに一つ二つかな」の批評

回答者 いなだはまち

染谷翔さま
一言失礼します。

作者独自の「気づき」を詠みこみますと、共感に繋がりやすいです。
ただし、ストレートに語らず、読者を信じて淡々と描写に徹しましょう。

例えば、
「銀杏散るベンチをよける一葉あり」
例句の完成度は別にして、余計なことは述べないことで、味わいが生まれますし、作者の思いも読み手に伝わりやすくなります。
また、「俳句らしくしてやろう」などと、恰好つけないことも大事です。
一番避けたいのは、季語の説明や補足(と取られる)をすることです。
*一物仕立ては、また別です
少しでも参考になれば幸いです。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「銀杏散るベンチに一つ二つかな」の批評

回答者 秋沙美 洋

句の評価:
★★★★★

染谷さん、こんにちは。
御句読ませて頂きました。

(厳しくしてとか出来るの初めて知りました。間違っても僕は触らないでおこう…)

銀杏がベンチに一つ二つとあれば、その銀杏は間違いなく散った銀杏である事が分かります。なので「散る」は不要だと思います。
で、問題の「かな」の扱いですが、一つもしくは二つという不確かな数字を「かな」と詠嘆するのも違和感です。不確かだから悪いという事ではないのですが、詠嘆の対象にそうした曖昧な物を持ってくるのはどうにも引っかかりを覚えます。
そうした不確かな数詞を強調するより、主役である銀杏を強調した方が得しそうではないでしょうか。
あまり良い添削にはなりませんでしたが一応、一句提案します。

「ベンチには一つ二つと銀杏かな」

点数: 1

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添削対象の句『銀杏散るベンチに一つ二つかな』 作者: 染谷翔
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