「春雷の中強かに黒電車」の批評
回答者 女郎花
はじめまして
春雷の中にありながらも、黒い電車は止まることなくしたたかに走り続けているということですね
春雷は凄まじい勢いの夏の雷とは違って、電車が止まる可能性は少ないでしょう
いい光景を描けたと思います
「黒電車」と言葉が寸詰まりなところに、意識が行くかもしれません
解消する方法はいくつかありますが、一番早い方法を
「の中」にこだわりが強くなければ、「を」で時間と空間を作るか、「や」で切って春雷と黒い電車で上下の空間を生むか、どちらかがあります
春雷を黒き電車はしたたかに
春雷や黒き電車はしたたかに
私は「を」派の人間ですが、「や」の好きな方々もいます
助詞ひとつでもここまで変わるのだと、感じていただければさいわいです
点数: 2
添削のお礼として、女郎花さんの俳句の感想を書いてください >>
雷がなるほど強い雨の中、黒い電車が、力強く走り抜ける勇敢さを読みたいです