花の芽やイを消してウをマークする
作者 IZMIN 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
最新の添削
添削一覧 点数の高い順に並んでいます。
「花の芽やイを消してウをマークする」の批評
回答者 いなだはまち
IZMINさま
よろしくお願いいたします。
マークシートの答をイ⇒ウに直しました、という句なのですね!
季語が活かされているのか否か、評価の分かれそうな句かと存じます。
季語の選択肢としまして、
大試験、受験子、、などはベタすぎますので、なしですね。
後は、花の芽と同類の季語から、より相応しいものがないかを探すことになるかと存じます。
私個人としては、このままで良いかと存じますが、他の方のご意見や如何に。
しいて申さば、ややなぞかけっぽいので、
その辺の工夫が必要かも知れませんね。
参考になれば幸いです。
添削案は、ございません。🙇
点数: 1
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イを消してウをマークしてさくら咲く
回答者 南風の記憶
IZMIN様、はじめまして。率直に、とても楽しい句だと思いました。
特に中七・下五の「イを消してウをマークする」というのが、まさに試験を受けている臨場感が伝わってきました。
少し気になるのが、「花の芽」でしょうか。調べてみたのですが、「芽」は単体では季語にならないようです。
例えばですが、季語を受験のイメージの強い「さくら」に変えてみてはいかがでしょう。また、いなだはまち様も指摘された”季語の活かし方”ですが、季語を最後に持ってきた方が、より季語を引き立てることができると思います。
「イを消してウをマークしてさくら咲く」
マーク「する」でも良いのですが、「して」を続けた方が、よりリズムが出てくるように思います。いかがでしょうか。
点数: 1
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その他の添削依頼
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受験シーズンに合わせて作ってみました。
「イ」「ウ」は発音の際、「ア」などと比べてエネルギーが必要な音らしく、力の入った感じにするためにこのチョイスにしました。
「イを消して」は「意を決して」とも聞こえるようにしています。