「一瞬の光の闇やはだしのゲン」の批評
回答者 よしはむ
腹胃壮 さん、こんにちは。
どうも私の俳句「お前邪魔押しくらまんじゅう燕の子」の添削をしていただき、ありがとうございました。
「一瞬の光の闇やはだしのゲン」は、原爆が投下された瞬間の句ですね。
広島の原爆忌が8月6日ですので、時期的にも合う句だと思います。
光の闇という表現が文学的ですね。
すべてが見えなくなるほどの光の強さを、闇と表現したのだと思います。
はだしのゲンは、昔、学校の図書館で読んだのですが、古い作品ですので、今の若い人の中には知らない人も多いと思います。読む側に教養が必要なので、そこが難点であるように感じます。
はだしのゲンに代わる表現を考えてみましたが、原爆をそのまま表現すると、説明的になるので、この句は、これでOKのようにも思えます。
あまりまとまりがありませんが、感想でした。
点数: 2
添削のお礼として、よしはむさんの俳句の感想を書いてください >>
八月に入ると巷では戦争を題とした句が溢れかえります。現代では戦争の記憶を持つ世代が減りつつあるというのに。
これはきっと俳人としての性というより季語の持つ力の大きさではないでしょうか。
もうそろそろ、はだしのゲンも原爆忌の傍題として扱われてもよいのではないかと思います。