重陽やマリア観音冷たくて
回答者 游歩人
「観音は」の「は」削除して、下5の「冷たし」と終止形で終わらせてますが、あえて「て」止めしました。
作者の手が触り続けているように感じられます。
点数: 1
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作者 南風の記憶 投稿日
回答者 游歩人
「観音は」の「は」削除して、下5の「冷たし」と終止形で終わらせてますが、あえて「て」止めしました。
作者の手が触り続けているように感じられます。
点数: 1
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回答者 いなだはまち
重陽、大苦戦しました。(笑)
複数人選の一句と確認いたしました。
重陽という季語は、長寿を祝うとか、命に関わる季語かと存じます。
映像を持たない季語に対し、具体的に視覚と触覚に訴え映像化する。
和のイメージに様のイメージを重ねる。
地に推しても良いくらいの秀句かと存じます。
下五に推敲の余地があるかも知れませんか、悔しいかな提案には至りません。
ご参考まで。
雪解の句、
雪解水とすると成立したかな?です。(笑)
点数: 2
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回答者 そうり
南風の記憶さま
的確、ご丁寧な解説、及び「添削」ありがとうございました。今後とも、「南風の記憶さま」のアドバイスを念頭に、投稿させて頂こうと思います。添削していただいた句を詠み、こうも奥深さが広がるのか、、、と「南風の記憶さま」の技量と俳句(日本語)の面白さに感嘆しました。
「重陽」の「句」に関しまして、「重陽」と「冷たさ」の対比に引き込まれ、「長崎浦上天主堂」の「被爆のマリア像」の映像までもがが浮かびました。奥深い良い句ですね。このような句をいつかは詠めるようになりたいです。
頭の中:「重陽」→残暑→マリア様何故冷たいの→隠れキリシタン→長崎→被爆のマリアさま像→原爆→平和→重陽の節句
点数: 1
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
「重陽」とは、菊の節句のことです。また「マリア観音」とは、かつて江戸時代においてキリスト教弾圧が行われていた時、隠れキリシタンがひそかに祈りを捧げていたと言われていたものです。
その「マリア観音」に触れてみると、冷たかった。その冷たさは、マリア観音の背負う苦難の歴史、当時の人々の嘆きを表しているようだ。このような意味を込めました。