曲がる背に籠ごろごろと弾む柿
回答者 ハオニー
籠に柿が転がっているような様子を、音やぶつかったときの振動を背中に感じている...
そのような句のようですね
気になるところは「曲がる背の籠に」です
籠に柿があったと直接書いてしまうのはもったいないです
「背負っている籠」と「ごろごろと弾む柿」という描写だけをして、読み手がこの2つの描写から関係性を探したくなるよう仕向ける方が詩的です
手を入れてみました
曲がる背に籠/ごろごろと弾む柿
この人は籠を背負ったまま、落とした柿を拾おうとしているのかもしれない
というような、別のシナリオも見えてきます
点数: 4
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背中が二重に折れたおばあさんが籠を背に歩いています。籠は大きくその中で数個の柿がごろごろ歩く度に揺れているという場面を見て作りました。宜しくお願いします。