俳句添削道場(投句と批評)

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軽ろき音の波の寄せたる末枯野

作者 鳥越暁  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

風を感じていただけるかな

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「軽ろき音の波の寄せたる末枯野」の批評

回答者 一本勝負の悠

おはようございます☀ 浮御堂へのご感想、ありがとうございました! お答えします。 ・湖の《上月》の下なる// と、別な文節の 漢字が密着するのが、視覚的に好きではないから、というたんなる好みの問題です。 僕の好きな一茶なども、生涯二万句ほどと言われてますが、その中で残っているのは2、3%、即ち百に二つか三つだそうです。つまり、一茶ほどの天才でも、駄句の山頂にひょいと降りてくる、一つの星が名句なのですね。天恵、でしょうか。お互いに、天恵の一句を授かるためには、せっせと駄句の山を築きましょうね☺

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

軽ろき音の風の寄せたる末枯野

回答者 一本勝負の悠

句の評価:
★★★★★

軽ろき音の波の寄せたる末枯野/暁

◆末枯(うらがれ)晩秋
2011/03/14

【子季語
末枯る、草枯に花残る
【解説】
木々の枝先や葉の先の方から枯れること。「末」とは、「先端」の意。秋から冬へと季節が変わりつつあることを感じさせてくれる。
【科学的見解】
落葉樹木は、秋の深まりとともに、冬支度の一つとして葉を落とす。落葉は、葉と枝の間の部分に離層が形成されて起きる現象であるが、離層形成には気温の低下が関係している。秋の冷気が樹木の梢に降りることで、先端部分から枯れていく末枯という現象が見られるのかもしれない。(藤吉正明記)
【例句】
うらがれや馬も餅くふ宇津の山
其角 「句兄弟」

うら枯やからきめ見つるうるしの木
蕪村 「蕪村句集]

うら枯れていよいよ赤し烏瓜
太祇 「太祇句選」

末枯れや諸勧化出さぬ小制札
一茶 「七番日記」

末枯れも一番はやき庵哉
一茶 「旅日記」

海へむく山末枯れをいそぎけり
如毛 「犬古今」

 きごさい
http://kigosai.sub.jp/?s=%E6%9C%AB%E6%9E%AF%E3%82%8C&x=0&y=0

添削案/悠
軽ろき音の風の寄せたる末枯野

波と野の取合せに意表を衝かれた。斬新というべきか、奇異と感じるかは人それぞれ。作者は昨今、著しい進境を見せている。
私の案は平凡ながら解り易さということを主眼にした。さて、、、?

点数: 1

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「軽ろき音の波の寄せたる末枯野」の批評

回答者 丼上秋葵

句の評価:
★★★★★

こんにちは!
仕事上がりのおくらです。

拙句「白雪」〈あらため〉にご批評下さり、ありがとうございます!

気の強かった丼上家の一人娘が、鳥越家に嫁いだら別人のように穏やかな大和撫子に変じた感がありますね。

【温】  →  【寒】
紅茶飲む銀の匙にも白雪や

     ⏬

白雪や紅茶にまわる銀の匙
【寒】  →  【温】

ご指摘の通り、原句はやわらかなイメージがありながらも座五の「や」が、それをやや強ばらせています💦

添削句は「雪」および「砂糖」が降り落ちてからの時間的経過も自然に、かつ、温かなイメージを残して終わるので、原句よりもさらに〈やわらかさ〉が増した気がします。

小学校の先生を目指していたこともあってか、私の句はついつい、読み手に答えを分かりやすく提示してしまう傾向があると気づきました。
御句を参考に精進します。

面影を残しながらも成長した鳥越家の嫁は、大事に可愛がってあげてください。うちの娘をよろしくお願い申し上げます。(´;ω;`)

電池が切れそうです。

掲句にはあらためて、感想を述べさせていただきます!

点数: 1

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「軽ろき音の波の寄せたる末枯野」の批評

回答者 丼上秋葵

句の評価:
★★★★★

こんばんは!
帰宅後のおくらです。

申し訳ございません。
またやらかしてしまいました。
鳥越様の添削句中七は「紅茶をまわる」でございました。
言葉を扱うべきものとして恥ずべき醜態💦
心よりお詫び申し上げます。

恐縮ながら、御句「末枯野」の句に、感想を述べさせていただきます。

悠様もご指摘されていますが、御句の肝はこの「波」の選語ですね。「軽ろき音」が〈草木の葉がさらさらと擦れ合う〉聴覚描写だとするならば、「波」は眼前に広がる「末枯野」の〈草木が大きくうねる〉視覚描写です。私は〈目の前に広大に広がる一面の芒(すすき)野原が、さわさわと大きく波打っている〉情景を想像しました。

「波」の選語のさらなる利点は、「末枯野」の広さを最低限保証してくれる点ですね! 面積が狭い「末枯野」では、波打つ程の情景は拝めません。ただの一文字でここまで、情景を想起させるのは、すごいことだと思います。

この句に関して、詠み手の最大のこだわりは【「風」の一語を使わずに「風」を表現しようとした】という点だと受け止めていますが、いかがでしょうか?

句意はちゃんと伝わってきます。
よい句だと思います。

少しでもご参考になれば、幸いです。

点数: 1

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「軽ろき音の波の寄せたる末枯野」の批評

回答者 04422

句の評価:
★★★★★

こんばんは!
いつもコメント添削ありがとうございます。
揚句読ませていただきまして、芒が原の場面がすーと浮かびました。
白く波打つ芒をたなびかせる風の柔らかい音が聞こえて来ます。
コメントしか出来ませんが、心地よさを受け取ることが出来ました。

点数: 1

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「軽ろき音の波の寄せたる末枯野」の批評

回答者 04422

句の評価:
★★★★★

おはようございます!
ご丁寧なるコメントと添削句ありがとうございす。
駄目ですね。直感的に感じてから推敲はしてはみますが最初に浮かんだことが頭から離れないで又最初の句に戻るって癖があるようです。
推敲が句作の一番大事なところと言う事は分かっているのですが、そして、実践しているつもりが全く推敲していないのですね。
いつも反省はするのですが・・・😢
今後は推敲もう少し取り組み方を考えます。
今後もよろしくお願いいたします。
御句へのコメントは合っていないかと思いますが感じたままです。

点数: 1

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添削対象の句『軽ろき音の波の寄せたる末枯野』 作者: 鳥越暁
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