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夕涼み掻き傷かすか寒き膝

作者 鳥居文雄  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

団扇で扇いでふと腕を見ると、2ヶ月前に亡くなった猫ちゃんの掻き傷が、微かに残っている。膝に乗ってくれる猫ちゃんは、もういない。
注:猫を飼っていると、爪が鋭いので、少し当たっただけで、引っ掻き傷が出来、暫く、その傷が残る。

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「夕涼み掻き傷かすか寒き膝」の批評

回答者 いなだはまち

お世話様です。
初心者の感想程度にお願い致します。
家族として生活をともにした犬や猫との別れは、辛いことと思います。
お気持ち拝察いたします。

さて、本句ですが、夕涼みという夏の季語と、寒しという冬の季語が同居しているのが、気になりました。
掻き傷は、虫刺されかなと思いました。
寒き膝は、猫がいない寂しさのことかと思いますが、読者には伝わらないと思います。
◆猫おらぬひとりぽっちの夕涼み
くらいでどうでしょう。
宜しくお願い致します。

点数: 1

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添削対象の句『夕涼み掻き傷かすか寒き膝』 作者: 鳥居文雄
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