俳句添削道場(投句と批評)

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セーターを脱いで獏たりコーラ干す

作者 ゆとりろ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

ジムで運動した後、休憩室で一服しており、暑くなってセーターを脱いだときの開放感というかぼんやりした気持ちを詠んだんですが、この言葉でいいのかどうか分かりません。コーラは季語ではないらしいです。

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「セーターを脱いで獏たりコーラ干す」の批評

回答者 気まぐれ亭いるか

句の評価:
★★★★★

ゆとりろさん、こんにちは

「この言葉でいいのかどうか分かりません」、、たしかに
それはみんなそうです、安心してください(笑
自己満足ではなく表現としての適切な言葉を探すようになってきたのは、立派な俳人にまた一歩近づいた証かと

さて、御句拝読しました
本句で一番気になるのは「獏たり」でしょうか
多分、「漠然とした」ということなのでしょうが漢字が違うので読みに困りました、、
あとは「セーターを脱いだ時のぼんやりした気持ち」の共感度でしょうか
私はあまりジムにはいかないので少しそこには踏み込めませんでした
のでとりあえず前者だけ直させていただいて
 セーターを脱ぎ漠とすやコーラ干す

P.S.
俳句が上手くなるための第一歩としてお勧めしたいのが多作多捨と寝かすことです
多作多捨は文字通りいっぱい作って一杯捨てることですね
私も一句投句するのに30句位作ってよい奴だけここに投句してます
多く作ることで飛躍的に経験値がたまりますし自分の得意不得意も見えてきますよ
あとは句を寝かすことですね
どうしても作ったその時は先入観から名句に思えてしまうんですよね
それを廃して客観的に見るためには半日から数日寝かすと良いと思います
私も大体一日寝かしてますね
この二つは個人差なく普遍的に効くメソッドかと思います

以上、今後ともよろしくお願いします

点数: 1

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「セーターを脱いで獏たりコーラ干す」の批評

回答者 みつかづ

句の評価:
★★★★★

 
ゆとりろさん、おはようございます。貴句、拝読いたしました。

作者コメントに「ジムで運動した後、休憩室で一服しており、暑くなってセーターを
脱いだときの開放感というかぼんやりした気持ちを詠んだ」とお書きです。
ならば何故、句にジムとお書きにならなかったのでしょう?
この句面では、「作者はジムに居る」とは読者の誰にも分かりませんよ。

コーラは手持ちの季寄せには載ってませんが、本質的にはサイダーやラムネと
同じ性質ですよね。歳時記の種類にによっては夏の季語として載せられている
可能性ありますが、季重なり以前に、そもそも「コーラ干す」との
措辞は必要でしょうか?
作者コメントには「休憩室で一服しており」とありますので、
「コーラを一気に飲み干す程慌ただしい休憩だったの?」とも後から
解釈可能なんですよ。つまり、開放感とは逆の、焦燥感に見えちゃうんですよね。
「早くトレーニングに戻らなきゃ!」みたいな。

そして「獏たり」。意味調べましたけど、全く分かりませんでした。
「ジムの休憩室に獏が居るってどんなジム? ポスターに描かれてる獏の事?」と。

もっともっと、もっとーイージーに。難しく考えない。それすら難しいなら、
一旦その出来事の感想文を書き出して、最も感動なさった箇所を句の核として
句面に起こされると良いのではないでしょうか。私めもそれは結構やってますので。

私めからの添削案は以下でございます。季語はセーター→春セーターに変えます。

A:ジムの一服脱ぎつる春セーター
B:ジムの一服脱ぎたる春セーター

AとBは助動詞が違うだけです。どちらも7音+10音の破調です。
Aは脱ぎ終わった直後に、Bははさらに後の心情に寄りますね。

気まぐれ亭いるかさんが仰った多作多捨ですが、これは文法的理解、俳句の型など、
基本的知識が前提となるんですよね。
それが身に付いてないのに多作多捨した所で無意味なんですよ。何故なら
失敗原因が理解できないので、「次は失敗しない」という再現性が無いからです。

私めが絶対正しい訳じゃないですし、正しいと思い込むのは危険ですけど、
添削の際には語の意味などはちゃんと隅々まで調べておりますから。
このサイトには「写生」と「写実」の区別が付いてないと思しき方も
ソコソコいらっしゃいますが、文法などの基礎固めをなさいませんと、
何時まで経っても「感覚頼み」に陥り、途中で上達が止まっちゃうんですね。
その結果、元句の核を理解しないまま添削とは言えない
添削もどきを平気でやってしまったりする訳で。感性とロジックの両輪が大切で、
片方だけでは上手くいかないんですよ。言語の文学なんですから。

以上でございます。お目通しいただき、感謝いたします。
 

点数: 0

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