「客引きの口をつぐめる夜火事よ」の批評
回答者 ヨミビトシラズ
軽い違和感が2つ。
1つは、「口を噤(つぐ)む」の用法。ネットで調べると、単に「黙る・口を閉じて発言しない・話すのを止める」とだけあるので、用法的には間違っていないと思います。が、一般的には「都合の悪い事を聞かれて黙り込む」という時に使われるのが大部分なので、このイメージを持っている人がこの句を読んだら違和感を感じるかも。
もう1つは、(微妙に)説明っぽい所。「夜の火事を見た客引きが黙りこんだ」という事象を「夜の火事が客引きを黙らせた」とまで言ってしまうと、説得力こそあるものの、表現としてはちょっと強引で説明っぽく感じる。
客引きの静まり返る夜の火事
客引きは一様に黙(もだ)夜の火事
「客引きが黙る+夜の火事」の組み合わせには、説得力もインパクトも既に十分あります。変に押さずに、そのまま並べておけば良いと思いますよ(^_^)
点数: 2
添削のお礼として、ヨミビトシラズさんの俳句の感想を書いてください >>


今回は実景です。久しぶりに新宿に行きました。居酒屋でボヤ騒ぎがあったようです。異様な光景を、客引きたちも仕事を忘れて見守っておりました。私は通りかかった横目に一部始終を見ましたが、その後大事に至っていないことを祈るばかりです。