「名神はすいすい雪雲のクラック」の批評
九九編成の破調ですが、良い感じで2つの要素(「近景の動」と「遠景の静」)が並んでいます。特に、「クラック」が意外にも良い働きをしています。
普通、クラック(特にモルタルの類のそれ)は「細く直線的に走る物」なので、単に「雲のクラック」と言われると「雲にそんなに明確に亀裂(切れ目)が走ったりするのか?」という疑念は起きない訳ではありません。しかし、「雪雲のクラック」から「雪のクラック(少し太めに走る)」が想像できるので、「雪雲のクラック」には不思議と違和感がありません。
さらに、「雲のクラック→晴れ間がのぞく(雨上がり&明るくなる)→車の運行がスムースになる」という理論的な流れもちゃんとあります。
だからと言って、
雪雲のクラック名神はすいすい
だと、語順が「原因→結果」の順番になって味わいがありません。
強いて添削
案を挙げるなら、
名神のすいすい雪雲のクラック
として「○○の○○」を2つ重ねる方法がありますが、やったとしても誤差程度の改造です。むしろ「名神はすいすい」の方が言葉としては自然で、句景伝達速度は早いかも。
とても初心者とは思えない句です。このまま頑張って下さいね(^_^)b
添削のお礼として、ヨミビトシラズさんの俳句の感想を書いてください >>
俳句全然知らないのに、破調で読んでしまいました。実体験です。続けたいのでご指導お願いいたします。クラックは個人的に好きな表現です。