俳句添削道場(投句と批評)

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今年また同じ感傷大晦日

作者 ヨミビトシラズ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

今年も一年が過ぎていく。何か出来た事はあっただろうか。

……などと考えてはみるものの、別に腹を切るような大病をした訳でなし、身内に不幸が出た訳でなし。何か大きな喪失をした訳でもなければ、取り立てて新しい事をした訳でもなし。
俳句ポストじゃ相変わらずの並選ラッシュで、佳作など夢のまた夢。偉そうな事をあちこちで書いてしまったけど、きっとここにいる人の何人かは確実に私よりも上級者であろう。

不幸が無いぶん幸いな一年ではあったが、しかし、大した事はやってない。今年も、去年の延長のような年だった。だが……一見して何もなくても、こんなに感傷的な気分になるのは、今日が大晦日という特別な日だからだろう。
……てか、去年も似たような感覚を覚えた記憶があるんだが。

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「今年また同じ感傷大晦日」の批評

回答者 晩乃

句の評価:
★★★★★

ヨミビトシラズ様

年を跨いでしまいましたが、改めまして、多くの拙句へコメントをくださいましてありがとうございます。句歴2ヶ月の初学者です。すべてに触れると冗長になりますので、掻い摘んでお返事させていただきます。

◯水鳥の六羽と一羽ゐたりけり
映像を伝えて、主観を入れないことを学んだ句です。確かに「一羽と六羽」とするだけで、孤独より逞しさが全面に出るように感じました。

◯朝しぐれ遅刻許されないわたし
「思わず出てしまう本音を書いた方が、読み手には得てして響くものなんじゃないか」←これ、めちゃくちゃ響きました。口語俳句に苦手意識がありましたが、これからぜひとも意識していきたいです。

◯冬灯拝の字のなほ尖る文
「副詞を入れてしまうと、書き手の心情や本音が直にそこに出てしまいます。」←これも意識したことなかったです。ついつい字数合わせに入れてしまいがちでしたが、慎重に検討するようにします。

◯ 年暮るる駅に佇む異邦人
地味ですが自選No.1でした。反響があまりなく少し寂しかったですが、素直にすごい、面白いと仰っていただき嬉しいです。

さて、こちらに失礼させていただきました。一年の節目の年、私も毎年振り返って、反省ばかりです。句意に共感いたします。わざととは思いますが、季重なりだけ避けて詠んでみました。

幾年も同じ感傷大晦日

またご指導ご鞭撻賜れますと幸いです。よろしくお願いいたします。

点数: 1

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添削対象の句『今年また同じ感傷大晦日』 作者: ヨミビトシラズ
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