「七味振る年越し蕎麦や香立ちぬ」の批評
回答者 ヨミビトシラズ
第一感の感想は、「七味を振ったら香が立つのは当たり前だろう」。夏井先生風に言えば、「七味を振っている場合じゃない」というやつで……「七味振る」と「香立ちぬ」を直結させて「振る」を引っこ抜いた「七味の香立ちぬ」で意味は十分伝わる。
また、「年越し蕎麦」は音数の関係上厳しいので、「晦日蕎麦」として上五に移転。
晦日蕎麦○○○七味の香立ちぬ
句またがり五七五編成。ただ、この三音を考えるのは意外に難しかったので、「香が「立つ」のは当たり前」と考えて、さらに変形。
○○○○○七味の香や晦日蕎麦
これで「香り立つ」に拘るなら
香り立つ七味の香や晦日蕎麦
とすれば良いが、「香」が重なっていて句としては浅い。
ありきたりかもしれないけど、例えば
新品の七味の香や晦日蕎麦
とすれば、「晦日蕎麦という特別な物を食べるために、わざわざ新品の七味を準備した」という読みが生まれて、七味の香がより特別な物になる……はずです(^_^;)
なお、添削というよりオマケみたいな内容ですが、
晦日蕎麦全部出ちゃった七味の香
年越しや全部出てきた七味の香
(注:七味の香→しちみのか)
私だったらこのくらいやって、ウケを狙ってしまうかも(^o^;)
点数: 1
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年越し蕎麦で、詠んでみました。
皆様、よいお年を。