「絵葉書は書きかけのまま柿落葉」の批評
回答者 荒捜してます
こんばんは。
「書きかけのまま」になっている絵葉書からは作者にとっての「止まった時間」が感じられますね。
それに対して季節は確実に移りゆくと言う
感慨がこの季語には込められているのかなと思いました。
作者の心情と季節の移ろいのバランスの取れた句だと思います。
更なる上を目指されていると思いますので
気になった点をコメントさせて頂きます。
「絵葉書は書きかけのまま」は素直な表現ではあるのですが、やはり散文的に感じられますね。特に助詞「は」要注意です。
作者の意図ではないとは思いますが、
(意図されたのならすみません。)
「書き(かき)」と「柿(かき)」の掛詞的な言葉が気になります。
俳句に於いて、このような掛詞が流行った時代があったとは聞いておりますが、
今は余り評価されていないのではと思います。(選者によるかも?)
また上句中句が情景描写の措辞ですので、
下句の季語は時候の季語でも良いのかなと
思いました。
「柿落葉」に拘りがありましたでしょうか?
書きかけし卓の絵はがき冬ざるる
点数: 1
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当初は
・色褪せし絵葉書のしみ柿落葉
としましたが、措辞全体で季語を語っているような気がしてきました。
絵葉書を書きかけた物語は読者に、絵葉書の状況は季語に委ねることにしました。
よろしくお願いします。