俳句添削道場(投句と批評)

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日傘さすをんなの影や長くのぶ

作者 ネギ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

西日を背にして帰って来られる姿です。

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「日傘さすをんなの影や長くのぶ」の批評

回答者 独楽

おはようございます。

日傘の女性の影に焦点を当てたわけですね。

惜しいのは「や」の効果でしょうか。「や」で切ることで場面の切り替え、「話し変わるけど」のような、後に何が来るかを少し期待させる効果があります。

*日傘さす女や長い影法師

お役に立てれば幸いです。

句の評価:
★★★★★

点数: 2

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「日傘さすをんなの影や長くのぶ」の批評

回答者 あらちゃん

句の評価:
★★★★★

ネギさまただいま戻ってまいりました。
手直しされたのですね。
良い句だと思うのですが、切れ字「や」を使いますと下五は何か別の措辞を置かなければならないと思います。
「や」は「の」でもよろしいのかと。

日傘さすをんなの影の長きかな

よろしくお願いいたします。

点数: 2

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「日傘さすをんなの影や長くのぶ」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

ネギさん、こんにちは。
御句拝読しました。詠み直しですか。確かに、前の句は、ネギさんのことのようですね。
ただ御句、二点気になりました。一点目、あらちゃんさんもおっしゃっていますが、「や」の使い方がちょっとおかしいです。女の人の影が長く伸びていたのですね、それなら何も「や」で切れを入れる必要はなく、「をんなの影の長くのぶ」でいいと思います(まるであらちゃんさんの繰り返しになりました。すみません)。
二点目は「をんな」です。私は「女の人」または「女性」を推します。

・日傘さす女の人の影の伸ぶ
・買い物帰り日傘の人の長き影
・リュック背負い(しょい)帰る女性の日傘かな

二句目は七七五になってしまいましたが置かせてください。買い物帰りと日傘とで女性と想像してもらおうと、「人」だけにしました。
三句目は、影の長さとかばかりでは季語の日傘が泣くよ〜と思い、主役にもってきました。
よろしくお願いします。

点数: 1

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「日傘さすをんなの影や長くのぶ」の批評

回答者 みつかづ

句の評価:
★★★★★

こんばんは。貴句、拝読しました。
長文、含みおきください。

結論は、あらちゃんさん、なおさんのご意見に私も一票です。
語と文法の解説を書きますね。

「嘆きを詠ず」と書いて詠嘆。
古語の動詞「嘆く」の意味は以下です。
長息が変化した「なげき」か動詞になったものに由来していると言われております。
―溜息が出る気分になる―
①溜息を付く。嘆息する
②悲しんで泣く。悲しむ
③請い願う。希う(こいねがう)

古語の動詞「詠ず」の意味は以下です。
①声に出して詩歌などをうたう。吟じる。
②詩歌を作る。詠む。

「や」が切れ字になった由来は、文末に付いて詠嘆や感動を表す
終助詞の1つとして見る説です。
元々は間投助詞としての用法が有り、詠嘆・強調・呼び掛け等を表し、
「…よ。」、「…だなあ」という意味を持つ使い方の助詞が、
後の時代に転じて切れ字になっております。

※ 語の意味の出典は手持ちの『ベネッセ全訳古語辞典』より抜粋
(1996年11月1日 初版発行)→私が高校入学の時に学校で買った古語辞典

つまり、嘆かなくて良い所や嘆くとおかしい所に詠嘆で切れを入れてしまうと、
句の意味的に、表現したい事と句の字面に齟齬や食い違いが出てしまうという事に
なる訳です。

上記を踏まえて、貴句の字面を改めて見詰めてみます。

「日傘を差す女の影よ」と中七のラストに詠嘆が入る事で、あたかも『影』の
存在に作者が感情を込めている様な印象になります、句の字面としては。
しかし、ネギさんが本来描きたかったのは、その女性全体の姿か、
その光景全体への静かなまなざしなのではないかと、私は思いました。

古語の動詞「のぶ」の意味は以下です。
伸ぶ・延ぶ【自動詞】
①長くなる。広がる。伸びる。延びる(延と伸もそれぞれ意味が違います)。
②のびのびとする。ゆったりとする。寛ぐ(くつろぐ)。
③逃げ延びる。逃れる。
④(財産などが)増える。増す。

伸ぶ・延ぶ【他動詞】
①長くする。広げる。伸ばす。延ばす。
②のびのびさせる。ゆったりとさせる。寛がせる。

ただ、実は、日本の夏って影はあんまり伸びないんですよね。
太陽の通過高度が高いので。
そして、西日を背にしていても日本の夏場であれば、太陽の軌道と高度の関係で、
人の影は南側に作られ易いのです。

さらに、私には実際に帰っているのかどうか、徒歩なのか自転車なのかも
分かりませんし前の句との関連なのかどうかも難しいですけども、
添削案を幾つか考えてみました。
実際に、ネギさんが「夏にしては影が長いですね」と思った前提で。

A:影長し帰る女性の日傘かな
B:ママチャリに買い物袋立つ日傘(買い物袋が前籠に、傘立てが付いてる前提)
C:日傘の女性バーゲンに伸ぶる影(外に商品の陳列しているお店である前提)
D:日傘の女性商品のリュック背に

Cの動詞「伸ぶ」は広がるの意味です。
ネギさんにとってどれがジャストフィットなのか正直私には分かりませんが、
必要な情報(添)と不要な情報(削)に分けると、ネギさんが句として
表現なさりたいのはこうなのではないか、との私の推測です。
句意と違っていたらご教授ください。

最後に、「俳句は写生、見た、感じた瞬間を捉えるものと
思っております」について。

確かに、土台としては俳句の基本でしょう。
ですが、何も句が静止画像である必要はありません。
ある程度までは、時間に幅があっても、動画的でも句として問題ありませんので。

ご参考になれば幸いです。ご覧いただきありがとうございました。

点数: 0

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「日傘さすをんなの影や長くのぶ」の批評

回答者 ゆきえ

句の評価:
★★★★★

ネギ様 おはようございます。
お世話になります。
西日が強く暑いですよね。
そんな夏の夕暮れを帰るネギ様が見えますよ。
提案です。
・夕暮れの肩にかつぎし日傘かな
・夕暮れの肩に乗せたる日傘かな
後ろからの西日を避けるために日傘を肩に乗せて歩く姿としてみました。
担ぐより乗せる方が女性らしいでしょうか。
よろしくお願いいたします。

点数: 0

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