「残雪の足跡指になき契り」の批評
回答者 独楽爺
初めまして。
そもそも俳句とはについて私の知識と理解の範囲で説明させていただきます。
基本俳句は具体性を欠くと読者には句の意図が伝わり難いものだと思います。
逆に具体的過ぎると、散文的になり俳句にあらず単なる説明文との評価を免れません。
少し具体的に、読者の想像の余地を残すほどに。余白のある句という言い方をしますか、具体的描写と余白のちょうど良いバランスにより読者の想像の余地を残すというのが結論です。
さて御句、少し具体的に指輪を折り込むほうが良いと思います。
"残雪の足跡指輪の微かに
お役に立てれば幸いです。
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「なき」とひらがなにしてみました。足跡を見た後が問題です。
1. 薬指を見ると指輪の跡だけが残っていた。これもいずれ消えてしまう。
2. とにかく目の前には、二度と指にかけられぬ指輪があった。
3. 足跡はいずれ消えてしまうが、指にはずっと痕跡が残る。でも一緒に葬った相手の指輪が忘れられない。
ひらがなにした理由は、「無き」を一番強く連想させられるものとは思いますが、
「亡き」や「泣き」といった言葉もぼんやりと連想させたいためです。
そもそも構造の問題がある、文法がおかしいなどありましたらご指摘いただけますと🙇♀️。