俳句添削道場(投句と批評)

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残雪の足跡指になき契り

作者 紫竜胆  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

「なき」とひらがなにしてみました。足跡を見た後が問題です。
1. 薬指を見ると指輪の跡だけが残っていた。これもいずれ消えてしまう。
2. とにかく目の前には、二度と指にかけられぬ指輪があった。
3. 足跡はいずれ消えてしまうが、指にはずっと痕跡が残る。でも一緒に葬った相手の指輪が忘れられない。

ひらがなにした理由は、「無き」を一番強く連想させられるものとは思いますが、
「亡き」や「泣き」といった言葉もぼんやりと連想させたいためです。

そもそも構造の問題がある、文法がおかしいなどありましたらご指摘いただけますと🙇‍♀️。

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「残雪の足跡指になき契り」の批評

回答者 独楽爺

初めまして。

そもそも俳句とはについて私の知識と理解の範囲で説明させていただきます。

基本俳句は具体性を欠くと読者には句の意図が伝わり難いものだと思います。

逆に具体的過ぎると、散文的になり俳句にあらず単なる説明文との評価を免れません。

少し具体的に、読者の想像の余地を残すほどに。余白のある句という言い方をしますか、具体的描写と余白のちょうど良いバランスにより読者の想像の余地を残すというのが結論です。

さて御句、少し具体的に指輪を折り込むほうが良いと思います。

"残雪の足跡指輪の微かに

お役に立てれば幸いです。

句の評価:
★★★★★

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「残雪の足跡指になき契り」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんにちは。はじめまして。
多少俳句の経験のあるような感じでしょうか?

句のみでも、言いたいことはわからなくはないです。
コメントを見て、なるほどと思いました。

正解は一つではない、俳句の手段はさまざまである、という前提でお聞き流しいただければ幸いです。

◆句そのものに、文法上の問題や構造の問題はないように思います。
 中七の途中で意味が切れるが五七五のリズムを保っている、いわゆる「句またがり」の形ですね。

◆「契り」という言葉の強さ・言いすぎ感が気になりました。
 「契る」で婚姻関係を想起させるのは、昭和歌謡みたいですよね。また、身体関係をほのめかす言葉でもありますので、今回のような使いかたは避けたい気がします。

◆「無き」だと「無い」という意味が強いため、ひらがなの「なき」でふわっとさせたいという意図は理解できます。

◆「泣き」「亡き」の連想は・・私はしませんでした。
 別れたときに指輪を外すのは理解できるのですが、「相手が亡くなったとき」にはそれほど早く指輪を外すものなのでしょうか? なんだか、亡くなって自由になった!という意味にとれてしまいそうですし、私は「亡き」は想像しないと思います。

俳句の韻律としては、コメントに「指輪の跡」とあります。句の中に「足跡」とあります。
こっちを生かしたい気がしますね。

・残雪に足跡くすりゆびに跡

またよろしくお願いします。

点数: 0

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「残雪の足跡指になき契り」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

紫竜胆さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。正直に申し上げて、何をおっしゃりたいのか全然わかりませんでした。

そもそも、足跡のあとにすぐに「指」と出てきますので、私は足の指を想像しました。足跡の足の指がどうかしたのかと。その指に契りがない?
そこでご自身のコメントを拝読しましたが、それでも今ひとつ…。

文句ばかりですみません。
またあらためて、ご提案をさせていただくかもしれませんが、取り急ぎこれで失礼します。

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「残雪の足跡指になき契り」の批評

回答者 ゆきえ

句の評価:
★★★★★

紫竜胆様 こんにちは
初めましてよろしくお願いいたします。
御句
理解えきませんでしたが、イサク様のコメントを読んで少し理解できたような?
残雪は消えるけれど結婚指輪の跡は分かれても消えずに残っている
・残雪や指輪の跡の消え残り
残雪と指輪の跡を取り合わせてみました。
よろしくお願いいたします。

点数: 0

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「残雪の足跡指になき契り」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

紫竜胆さん、こんにちは。
再訪です。先ほどは社員食堂でコメントしていたのですが(汗)、昼休みになり急にガヤガヤしてきましたので中途で失礼しました。すみません。

あらためて、コメントのわかりにくさをお伝えしますと(これは私の鑑賞力の無さです)、①足跡が、本物の足跡なのか、二人の暮らしの軌跡のようなものかわからない。②指輪は外したようですが、まだ目の前にあるのかないのかわからない(鑑賞に関係あるなしは別にして)。③指輪の跡が、消えてしまうと言いたいのか、ずっと残ると言いたいのかわからない。
とりあえずそういうところです。

提案ですが、私は、指とつながってしまう「足跡」は入れずに、「残雪」という季語に思いを委ねてもいいのではないかと思いました。

そして、指輪の跡については、2パターン考えました。

・残雪や消えてくれない指輪跡
・残雪やいずれ消えゆく指輪跡

下五の「指輪跡」は、ちょっと窮屈な感じがしましたが、「指輪の跡の〜」とすると、ゆきえさんと同じになってしまうので、無理やりこれにしました。
よろしくお願いします。

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