俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

転勤の官舎の庭はクローバー

作者 るる  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

いつもありがとうございます。るるです。
小学生の頃1年間だけ、父の転勤で官舎に住んだことがあります。
「3号棟201の課長さんちに枝豆もってって」「今日は5号棟のお庭で遊ぼう」などの会話が思い出されて詠んでみました。

公務員住宅のお庭は花がなくクローバーがやたらとあったのを覚えています。すぐ転勤になるので好きなお花を植えられなかったのでしょう。端っこにタンポポやハルジオンも……。

また助詞で悩んでいます。庭一面がクローバーだったので【庭は】としました。【の】もなんとなく違和感がありますが、昨日一晩悩んでもわかならかったので、ご教示いただければと思います。

・引越し、転勤は調べた結果、季語ではないとして使いまいしたが、なんとなく季語 
 っぽいので確認をしたいです。
・ハルジオンは季語ではないのですか?もし季語だったかクローバーの代わりに使い 
 たかったです。

以上、よろしくお願いいたします。

最新の添削

「転勤の官舎の庭はクローバー」の批評

回答者 春の風花

るる様 こんばんは
御句拝読しました

映像が浮かびます。
「庭は」でいいと思います。
「クローバー」は「白爪草」も浮かびましたが六字になってしまうのでダメですね
このままいただきます。
素敵な句をありがとうございます。
私も遠い昔を思い出しました。
自分ではなく転校生が官舎に引っ越してきた時の思い出です。
懐かしく思い出し私も詠んでみました。
よろしくお願いいたします。

句の評価:
★★★★★

点数: 0

添削のお礼として、春の風花さんの俳句の感想を書いてください >>

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「転勤の官舎の庭はクローバー」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

るる様、おはようございます。
佳い句ですねぇー(←語彙力ゼロ)。コメントにある通り、庭一面にクローバーが咲いている様子が浮かびます。

特に「庭は」が秀逸だと思いました。
ある解説書に以下の句が紹介されていました。
・住吉にすみなす空は花火かな/阿波野青畝
「空に・の・を・へ・も」等でも成り立つが、「空は」とすることで、空そのものが花火であるかのような印象になる、と。
るる様のこの句の狙いも同じだと思いますし、庭中のクローバーの表現に成功していると感じました。

「転勤」「ハルジオン」は手元の歳時記には記載がありませんでした。
転勤は春に多いとは思いますが、入学や入社と比べると通年行われているから、かな?
ハルジオンはどうなんでしょうね…可能性として、
①開花時期が4月~6月頃と、春・夏に跨っている。
②比較的新しく日本に入ってきた(大正時代)ため、まだ季語として定着していない。
ーーといったことがあるのかもしれませんね。

御句、このままいただきます。
またよろしくお願いします!

点数: 1

添削のお礼として、慈雨さんの俳句の感想を書いてください >>

「転勤の官舎の庭はクローバー」の批評

回答者 ゆきえ

句の評価:
★★★★★

るる様 おはようございます。
お世話になります。
思い出を詠まれたんですね。
・【庭は】で良い気がします。
・引越し、転勤は確かに季語ではないと思います。歳時記にありませんでした。季節性がありませんよね。
・ハルジオンは季語ではないのですか?
歳時記にありませんが、似た花の姫女苑(ひめぢよをん)は夏の季語として載っていました。
御句
転勤先の庭に印象を詠まれたのですね。
このままでも佳いとおもいます。
私も詠んでみました。
・クローバーに転勤の荷をほどきけり
上五字あまりですが音読すると気にならないと思います。
よろしくお願いいたします。

点数: 0

添削のお礼として、ゆきえさんの俳句の感想を書いてください >>

「転勤の官舎の庭はクローバー」の批評

回答者 めい

句の評価:
★★★★★

るる様。
いいと思います。
すぐに景が浮かびました。
なにも、なおすところないです。
このままいただきます。🙏🙇‍♀️

点数: 0

添削のお礼として、めいさんの俳句の感想を書いてください >>

「転勤の官舎の庭はクローバー」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

るるさん、こんにちは。
御句拝読しました。いいですねー、気持ちがいい!
書いていないのに、四つ葉のクローバーに囲まれているような気がしましたよ。
官舎という固い印象の言葉と、柔らかなクローバーの対比がいいです。コメントを読まなくても、その官舎にお住まいの方々の、コミュニケーション豊かな暮らしぶりが感じられます。

さて、お尋ねの件ですが、助詞は現在の「庭は」でいいと思います。「庭の」としますと、クローバーだけに焦点が絞られてしまうように思いますが、「庭は」であれば、クローバーでいっぱいのお庭が、広がりをもって頭に浮かびます。
この句の「は」と、例えば、「私はるるです」とかの「は」の違いはおわかりと思いますが、それと同じです。

次に、季語の件ですが、いま会社で手元に歳時記がないのでなんとも言えませんが、すでにアドバイスが出ていますよね。転勤とか引っ越しは春に多いとは思いますが秋も多いですよね…。
とにかく御句はこのままいただきます。よろしくお願いします。

点数: 0

添削のお礼として、なおさんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

葉ボタンの色深まりし冬日和

作者名 04422 回答数 : 1

投稿日時:

綻びてちらり姿の桜かな

作者名 独楽爺 回答数 : 0

投稿日時:

秋近しお腹を見せる兄貴猫

作者名 友也 回答数 : 3

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『転勤の官舎の庭はクローバー』 作者: るる
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ