「いびつでも健気な葉桜ひっそりと」の批評
回答者 なお
ききょうさん、こんにちは。
御句拝読しました。
見たまんま、とのこと、気持ちいい風景ですね。
葉桜を見て、いびつというのは、どのような状況でしょうか。私は、おそらく、その桜の木は、見事な枝ぶりを誇るような木ではなく、何らかの理由で、樹形がとてもいびつ(バランスが悪い)になっているのかと思いました。
例えば我が家の近くの、川沿いの桜並木でもあります。歩道側は、人や車が通る邪魔にならないようにかなり短く切られていますが、川に面しているほうは伸び放題です。それが風情で、まあ、あまりいびつとは思いませんけど。
「健気」は毎年桜の花の散った後に必ずきれいな葉をつけること。「ひっそりと」は、葉桜は花見のように賑やかではないということを言っていると思いました。
ただ、いびつ、健気、ひっそりと、これら全てが抽象的ですので、どれか一つでも、具体的な描写をすると映像が浮かび上がってくるような気がします。
それではこれで失礼します。
指摘事項: 新旧仮名遣いの混用
点数: 0
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見たまんまを俳句にしました。