俳句添削道場(投句と批評)

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いびつでも健気な葉桜ひっそりと

作者 ききょう  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

見たまんまを俳句にしました。

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「いびつでも健気な葉桜ひっそりと」の批評

回答者 なお

ききょうさん、こんにちは。
御句拝読しました。
見たまんま、とのこと、気持ちいい風景ですね。

葉桜を見て、いびつというのは、どのような状況でしょうか。私は、おそらく、その桜の木は、見事な枝ぶりを誇るような木ではなく、何らかの理由で、樹形がとてもいびつ(バランスが悪い)になっているのかと思いました。
例えば我が家の近くの、川沿いの桜並木でもあります。歩道側は、人や車が通る邪魔にならないようにかなり短く切られていますが、川に面しているほうは伸び放題です。それが風情で、まあ、あまりいびつとは思いませんけど。
「健気」は毎年桜の花の散った後に必ずきれいな葉をつけること。「ひっそりと」は、葉桜は花見のように賑やかではないということを言っていると思いました。
ただ、いびつ、健気、ひっそりと、これら全てが抽象的ですので、どれか一つでも、具体的な描写をすると映像が浮かび上がってくるような気がします。

それではこれで失礼します。

指摘事項: 新旧仮名遣いの混用

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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「いびつでも健気な葉桜ひっそりと」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

ききょう様、こんばんは。
夏の季語「葉桜」。桜とはまた違った魅力がありますよね、個人的に好きな季語です♪

御句、中七が「けなげなはざくら」と八音あり、字余りです。
中七の字余りは最もリズムが崩れやすく、避けた方がいいです。初心者のうちは特に、五七五の定型を意識すると良いと思います。

内容として、雰囲気はありますし、何となくわかるような気はするのですが、「いびつ」「健気」「ひっそり」と抽象的な言葉が並んでいるのが気になります。
コメントに「見たまんま」とありますが、実は見たまんまではなく、作者の「感想」が含まれている印象です。
「いびつだなぁ」「健気だなぁ」など、葉桜のどういう部分を見てそう思ったのでしょうか?
俳句では「思ったこと」ではなく「見た(聞いた等も含む)もの」を客観的に描写した方が伝わりやすいです。

また、こういう一物仕立て(季語だけを描写する句)は季語の説明に陥りやすく、初心者には難しい型です。
写生句にしても、葉桜の周囲にあるモノや人などに視野を広げて観察し、俳句のタネを見つけてみてください!

またよろしくお願いいたします。

点数: 2

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「いびつでも健気な葉桜ひっそりと」の批評

回答者 独楽爺

句の評価:
★★★★★

今晩は。

みたまんま俳句にされたとのことですね。まさに俳句の原則、わたしは大賛成です。

ただ「いびつでも」の「も」はいびつは良くないがでも、との詠み手主張が匂います。建気も同じです。

これらは読者の判断に託してはと思います。

"葉桜やひそりいびつに空を向く

よろしくお願いします。

点数: 0

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「いびつでも健気な葉桜ひっそりと」の批評

回答者 負乗

句の評価:
★★★★★

ききょうさん、初めまして🤗

「いびつでも」という説明調が、決定的に、良くないと思います。
語句はそのままにしても、

「葉桜のひつそりと咲く健気さよ」
「葉桜のいびつに咲ける健気さよ」

とか…
しかし、いびつに咲く…という情景が、良く見えないのですが…

宜しくお願いします🙇

点数: 0

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