俳句添削道場(投句と批評)

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銀輪の古老難儀の春颯

作者 OYAJI  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

春の強風に自転車で前に進むもままならない高齢者を見て、チャップリン映画のワンシーンようで思わず不謹慎にも笑ってしまいました。その光景をそのままに撮って出しの句です。どうすれば俳句になるのか初心者の私にはわかりません。皆様が俳句にしていただくのを楽しみにしております。

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「銀輪の古老難儀の春颯」の批評

回答者 なお

OYAJIさん、こんにちは。
御句拝読しました。高齢者には電動自転車が楽ですよ!

私のコメントは、先にあります慈雨さんと似ているというか、同じことになるかもしれない、それなら「いいね!」をポチッとて事足りるのですが、コメントは多い方がいいでしょう、と勝手に思い、のこのこ出てきました。

御句ですが、ご覧になった光景を、なんとか短い単語(熟語)それも気の利いた感のある言葉に置き変えて並べてみよう、それが俳句の作り方では?とお思いになっていませんか?
自転車を銀輪、高齢者を古老、大変な様子を難儀、強い風を春颯というように。
そういう作り方もあるとは思うのですが、どうしても、描写というより、詰め込んだ固い説明のような感じになって詩情が失われがちです。

ご自身のコメントではとてもわかりやすい解説がなされています。「春の強風に自転車で前に進むのもままならない高齢者」。これをそのまま五七五に整えれば、佳い俳句になりますよ!
その例は慈雨さんがたくさん出してくださっていますので、そちらに委ねますね。
どうぞよろしくお願いします。

句の評価:
★★★★★

点数: 2

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「銀輪の古老難儀の春颯」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

OYAJIさま、こんにちは。
強風の日の自転車は向かい風だと苦労しますよね。

やはりちょっと詰め込み過ぎだと思います。
その結果、一番肝心の「自転車が進まない」という映像が「難儀」としか描写されず、このままだと何が難儀なのか伝わらない気がしました。
俳句は17音という短い詩なので、無駄な情報は絞りたいですね。
この句の場合ですと、少なくとも「古老」は無くてもいいのではないでしょうか。

あまり難しい言葉は使わなくていいと思います。
・自転車の押し返さるる春疾風
・ペダル踏む足の重さや春嵐
・強風の中を自転車漕いで春
とか、その辺からでいいかなと思います。

またよろしくお願いいたします。

点数: 2

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