俳句添削道場(投句と批評)

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春暁や風の解れてゆく匂い

作者 田上大輔  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

春暁の3句目です
薄暗い中、東の空を見やると薄っすらと
白み始めている空間がありました。
その空間から、固まっていた風が
ほどけながら、わずかに草を匂いを
運んでくるような気がしました。

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「春暁や風の解れてゆく匂い」の批評

回答者

田上さん、お早うございます!頓です!
早速にて…。
御句、何とも敏感にして、繊細な感性ですなぁ…。「風の解れてゆく匂い」とは…。
各位、詩的とのご評価…。
んー、私目には、とても及ばぬ世界です!
感服致しました!
目に見える「モノ」は、一切排除して…己が感性を飛び抜けて、シュールにさえ感じます!
提案句など、とてもとても…。
勉強になります!
ゆきえさん、慈雨さんのご提案句も、これまた良いですなぁ…。
御句、このままいただきます!
有難うございましたm(_ _)m。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「春暁や風の解れてゆく匂い」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

田上大輔さま、こんばんは。
佳い句ですね! 風が解れるという表現自体に詩がありますし、風の中から冬には感じられなかった草木の匂いがしてくる感じがします。
句を読みながら、ゆったりとした春の明け方に自分も身を置いている感覚になりました。

添削というより、好みの範囲で…。
この句の雰囲気から、私は「かな」の詠嘆を使いたくなりました。
「かな」は夏井先生などが「私はこう感じたけど、あなたはどうですか」と問いかけるような切れ字、と解説されています。こういった句に合うんじゃないかなぁ。

「解(ほつ)れる」の文語「はつる」を使って、
・春暁の風のはつるる匂ひかな

もちろん原句で十分に佳い句です!ありがとうございました。

点数: 1

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「春暁や風の解れてゆく匂い」の批評

回答者 ゆきえ

句の評価:
★★★★★

田上大輔様 おはようございます。
お世話になります。
慈雨様もコメントされているように「風に解かれる」は詩的ですね。
佳い句です。
それとかなの詠嘆も捨てがたいですね。
春暁の季語の本意は
ゆたかな春の情感にあふれる。暑からず寒からず、明るくにおいでるような時とあります(新歳時記 平井照敏)
上五をやで切らずかなの詠嘆ではどうしょうしょうか?_
・春暁の風解かれゆく匂ひかな
よろしくお願いいたします。

点数: 1

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添削対象の句『春暁や風の解れてゆく匂い』 作者: 田上大輔
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