「富士見えてメジロ飛び交う梅の花」の批評
回答者 ヒッチ俳句
なかむさんこんばんは。
はじめまして。
御句拝見致しました。
冠雪の富士が見える梅林、そこには目白も飛んでいたのですね。
それはそれは綺麗だったことでしょうね。
俳句に詠んでおきたいと思われたお気持ちがよく分かります。
「富士の山」「目白」そして「梅の花」
そのすべてが美しいです。
しかし、そのすべてが美しいが故に俳句としては感動の中心が散漫になっています。
ご存じかと思いますが、
そもそも俳句は「季語」(基本的に一つ)を含めて17音の短い詩ですから、余り沢山の情報を入れることが出来ません。
御句は「富士の山」「目白」「梅の花」と情報が多すぎます。また「目白」は俳句では「夏の季語」でもあります。
この句は、季語を「梅」で詠まれたものと思いますが、結果的にその「梅」が霞んでしまって勿体ないと思います。
因みに俳句では「梅」と言えば「梅の花」のことを指します。
すみません。少し長くなりましたが、情報を少し省いて一つの提案をさせて頂きます。後はご自身でも色々試行錯誤してみて下さい。
これを機に是非俳句に親しまれますようお祈り申し上げます。
梅林に鳥の戯る日和かな
(ばいりんにとりのたわむるひよりかな)
季語「梅林」
またよろしくお願いいたします。
点数: 1
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初めて詠んでみました。小田原の梅林で富士山が見えてメジロがたくさん飛んでいたのが素敵でした。どんな添削でも受け入れます。