「煮詰めたるジャムの香りや揚雲雀」の批評
回答者 みつかづ
こんにちは。お久しぶりです。
貴句、拝読しました。
個人的なな意見ですが、あらちゃんさんの家庭的な句には
安定感、安心感、ほのぼの感がありますよね。
上五は「煮詰まりて」(または、煮詰まって)、それか匂いの描写が良いかなと、
季語「揚雲雀」は雲雀の高度が高過ぎるのではないかと
私は思いましたが、それでも煮詰めているジャムの熱感、色合い、
香りが伝わってくる様です。
ふと、台所には外から雲雀の鳴き声が聞こえてくる。
ほのぼのした光景ですよね。
次に拙作、『余寒なる日々に高熱続きたり』にコメント、ありがとうございます。
https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/haiku/corrections/view/29458
1月は風邪、2月はコロナ。しんどかったです。
ここに来て皆さんの句から勉強する元気も無く、何か悔しいです。
拙句も「余寒」と「高熱」の対比入れるだけで精一杯て、
「余寒はまだ続いてるからそれは入れられる」との考えに至っておりませんでした。
・高熱の続く日々なり余寒なほ
私の気持ちとしては、あらちゃんさんの添削句の方がまさにそうです。
見事な添削、ありがとうございます。
まだまだ寒い日が続きますので、皆様もどうぞ、ご自愛なさってくださいね。
最後に、あらちゃんさんにお願いがございます。
昨年の春にこちらで添削していただいた句を、さらに詠み変えまして
他所のオンライン句会に出したいのですが、よろしいでしょうか?
https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/haiku/corrections/view/24888
元句(拙句):右に花左に桃の遊歩道
あらちゃんさんの添削句:この小径桜と桃の花盛り
借りたい部分:「桜と桃の花」
試験的に季語をさらに追加し、「桜と桃の花」をセットの主役の季語から
セットで脇役(舞台装置)にすぎない季語に降格させて、
別の主役の季語を入れる事で対比感を追加したい狙いです。
点数: 1
添削のお礼として、みつかづさんの俳句の感想を書いてください >>
ジャム作りの一工程を詠みました。