「三寒四温せせらぎは里通過」の批評
回答者 いるか
田上大輔さん、こんにちは
御句拝読しました
本句、イサクさんが詳しく解析されていますね
私は冬の句として提案をひとつ
川いまだ涸れて三寒四温かな
涸川とすこしダブるところがありますが、、
今後ともよろしくお願いします
点数: 0
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作者 田上大輔 投稿日
回答者 いるか
田上大輔さん、こんにちは
御句拝読しました
本句、イサクさんが詳しく解析されていますね
私は冬の句として提案をひとつ
川いまだ涸れて三寒四温かな
涸川とすこしダブるところがありますが、、
今後ともよろしくお願いします
点数: 0
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回答者 慈雨
田上大輔さま、こんにちは。
御句拝読しました。川に水が戻った音で春を感じるーー素敵ですね。
〇全体で17音ではありますが、七五五のリズムの悪さが気になりました。さわやかな印象の句ですので、やはり五七五でリズミカルに読みたいです。
〇「通過」とすると、せせらぎは里を通り過ぎてどこかに行ってしまった(今はもうせせらぎは聞こえない)という意味になってしまうと思います。
・せせらぎの里に戻りて四温かな
またよろしくお願いします。
点数: 2
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回答者 イサク
こんにちは。はじめまして。
「涸川」は冬の季語です。
なので、川に水が戻るのは俳句では春の気持ちです。この句は「ついに春が来た」という気持ちなのだと思いました。
が、季語が冬の季語「三寒四温」。
「暖かい日のあと、また寒い日が来る」という季語です。
慈雨様の提案句のように「四温」のみなら「冬だが暖かい日」の意味を持ちます(その後に再度寒くなること前提ですが)ので、多少つじつまも合いやすいのですけれど、句意としてはやはり早春の季語を使いたいところです。
・早春や里にせせらぎ戻り来て
点数: 2
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
私の住む山里では、冬の間、枯れ川になっているところが幾つかあります。その川にせせらぎが戻ってくると
「ああ、やっと春がくる」と毎年思います。