「晴れの日に梅の香りと母一人」の批評
回答者 慈雨
まさ様、こんにちは。
どんどん佳い句を詠まれるようになってきていますね。すごいと思います。
前の句と合わせてコメント失礼します。
【花咲かせ恩返しする母の梅】
この句は、本当にごめんなさい、お母様が故人であるように見えてしまいました。
「母が大切に育てていた梅、それが咲く前に亡くなってしまった。恩返しに私がそれを育て、花が咲いた」という句意かと…。
俳句はいろいろな鑑賞ができるのが魅力ですが、この誤読は避けたいです。
【晴れの日に梅の香りと母一人】
今回のこの句は良くできていると思います!穏やかな雰囲気が伝わってきます。
〇「晴れの日」が文字通り晴天の日を言っているのか、いわゆる「ハレの日(人生の記念日)」のことを言っているのかは迷います。ただまあそれは、読者に託してもいいかもしれませんね。
〇「母一人」とありますが、作者は母を見ている(一緒にいる)のでは?ならば「一人」とは言えないような…遠くから見ているのかな?細かいことですみません。
このままでも悪くないと思いますが、どこかで切れを入れるといいかなと思いました。
・晴るる日の母の微笑み梅匂ふ
(中七に切れを入れています)
またよろしくお願いします!
点数: 1
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母親が大切にしている梅が咲いて、母が香りをたのしんでいる。