俳句添削道場(投句と批評)

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涸れ滝の崖で水待つ梢かな

作者 さつき  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

滝も涸れてしまえばただの崖

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「涸れ滝の崖で水待つ梢かな」の批評

回答者 なおじい

さつきさん、こんにちは。
御句拝読しました。滝も涸れてしまえばただの崖、とのことですが、それはそうかもしれませんが、俳句としては、そういうことを詠んで欲しいとは思っていないと思いますよ。

さつきさんは私よりすごいと思うのですが、私は一年前、この道場に入門してすぐのお題が「泉」でした。
そこで、季語のことを何も知らない私は、「涸れた泉」「昔は泉」「地図だけの泉」みたいな句を、バンバン投句しました。いま思うと馬鹿です。当然、皆さんから厳しいご指摘を受けました。「季語をわかっていない」。全くその通り。

ひるがえって御句。少なくてもこの道場主さんが求めているのは、水が流れていない単なる崖の句ではなく、清涼な水を湛えて飛沫をあげながら落ちる滝の光景だと思いますよ。

ただ、「水待つ」とおっしゃっていますね。これはもしかして、満月の夜に、満月のお題で句会をやっているところに通りかかった老人が、「どうです、満月で一句詠んでみませんか」と言われて「三日月の〜」と詠み始めたものだから、一座の人たちは「これだから素人は困るよ、満月で一句と言っているのに三日月だとさ」とみんなで笑っていた。
するとその老人、
「三日月の頃より待ちし今宵かな」と結んで一座を唸らせた。
という話と通じるものがあるなと思いました。

そんなわけで、涸れた滝をどうこう言うのもなんですのでこの辺で。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「涸れ滝の崖で水待つ梢かな」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

「涸れ滝」は冬の季語なのですが、おそらく知らずに夏のつもりで使ってらっしゃると思いますので、季節感がいろいろおかしいですね・・・

点数: 3

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