火の如く曼珠沙華燃ゆ末期の眼
作者 駒井光明 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
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「火の如く曼珠沙華燃ゆ末期の眼」の批評
回答者 慈雨
駒井光明さま、こんばんは。頑張っておられますね。
前の句にもコメントさせていただいたのですが、ご覧になられていますか?万一間違いがあってはまずいので、何か反応してくださると助かります。
「『火の如く』と『燃ゆ』がダブルと言われました」とのことで、どなたか助言してくださっている方がいるのですね?
私もやはりその点がまず気になりました。
たとえば「火の如き曼殊沙華」だけで、「燃ゆ」と言わなくても読者は「曼殊沙華が火のように燃えて見えるということだな」とわかりますよね。つまり「燃ゆ」は「火の如く」と意味が重複している(削った方がいい)ということです。
俳句はわずか17音という短い詩ですので、重複感のある言葉や、言わなくてもわかる言葉をいかに省略するかが一つのポイントになります。ぜひ意識してみてください。
あとは生かしたいという「末期の眼」ですが、すみませんちょっと唐突な感じがして、私にはちょっと意味が掴み切れませんでした。誰か臨終の方がいるということ?作者自身?それとも第三者?
それとも曼殊沙華の花が末期の眼に見えたということ?だとすると「曼殊沙華は火みたいであり、末期の眼みたいでもある」という二重比喩??
うーん、難解です。。
点数: 2
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「火の如く曼珠沙華燃ゆ末期の眼」の批評
回答者 なお
駒井光明さん、こんにちは。
御句拝読しました。引き続き曼珠沙華ですね。
御句、私は整っていると思います。でも、「火の如く」と「燃ゆ」がダブるというご指摘もなるほどと。そのご指摘になった方はすごいですね!
確かに、どちらも強烈な赤をイメージしていますので、一方だけで意味は通じます。
その場合は、
・火の如き末期の眼(まなこ)曼珠沙華
・火の如き末期の眼なり曼珠沙華
・末期の眼燃ゆるが如き曼珠沙華
などが考えられるかと思いますが、あまり良くないような…。
とにかく、これから句選にご応募なさるという方にご提案句を出すのも気が引けるのですが、こんな提案句より、超越してすごい作品をご投句になると思い、置かせていただきます。よろしくお願いします。
点数: 0
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「火の如く曼珠沙華燃ゆ末期の眼」の批評
回答者 独楽爺
おはようございます。
さっそくですが俳句は引き算の美学と言われています。無駄や冗長な表現はぎりぎりまで削除して行きます。「燃ゆ」か「火の如く」のいづれかは省略はその通りです。
ただ、コメントから察するに曼珠沙華のが群生しているとのことなので「火の海」と海を加えるのも良いかもしれません。
後は「曼珠沙華」と「末期の目」のどちらを主張するかですが具体的にはどんな語順にするかです。
"曼珠沙華火の海と化し末期の目
よろしく。
点数: 0
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「火の如く曼珠沙華燃ゆ末期の眼」の批評
回答者 あらちゃん
駒井光明さまおはようございます。
季語を修飾する必要はないですよ。
読者は曼殊沙華を詠んだ時、自ずと「火の如く」「燃ゆ」を想像します。
私は固有名詞を入れたくはない派ですが、せっかくコメントに巾着田がありますので、それを描写なさってはいかがでしょうか。
末期の眼巾着田の曼殊沙華
点数: 0
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その他の添削依頼
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埼玉県日高市に巾着田というのがあり、500万本の群生地として有名です。
秋の「曼珠沙華俳句展」というのがあります。年に一度の投稿ですが、その準備です。「末期の眼」まつごの眼、は生かしたいのです。「火の如く」と「燃ゆ」がダブルと言われました。「火の如く」か「燃ゆ」の一方を変えたら良いのでしょうか。それが分かりません。私は素人ですので、俳句の事は知りません。宜しくお願い致します。