「鐘の音の風に消えゆく年の暮」の批評
回答者 なお
博充さん、こんにちは。
御句拝読しました。いよいよ押し迫りましたねー。
御句、風に消えゆくのは、何でしょうかか?
おそらく博充さんとしては、
・鐘の音が風に消えゆく年の暮
のおつもりだと思います。消えていくのは鐘の音。
ただ、読みようによっては、
・鐘の音や風に消えゆく年の暮
のように、年の暮が消えていくようにも読めます。
もちろん、俳句の解釈は読み手の想像に任されると言いますので、鐘の音が街の一年の出来事を風と共に吹き流してくれるようだ、という解釈も悪くはないでしょう。
ただ、前者であれば、
・風に消えゆく鐘のおと年の暮
逆さにして、
・年の暮れ風に消えゆく鐘の音
いかがでしょうか。よろしくお願いします。
点数: 1
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年の暮れを迎えました。