俳句添削道場(投句と批評)

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書初の乾きし硯忘らるる

作者 東野 宗孝  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

いつも、添削頂きありがとうございます。

書初が行われている会場の机の上に硯がポツンと置かれている。
描き終わった後に持って帰るのは忘れたのか、上手く書けずに帰ったのか、それとも、最初から書けないで帰ったのか。
そんな思いが巡りました。

忘れて置かれたままという意味ですが、「忘らるる」で良いのでしょうか?

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「書初の乾きし硯忘らるる」の批評

回答者 負乗

東野 宗孝さん、こんばんは🫡
お世話になります。

東野さんは、書家か何かですかね…
私など、墨にも書にも疎いです。恥ずかしい…

気まぐれ亭さんの、

「書初の忘れられたる硯かな」

に一票ですかね…
「書初の乾きし硯」が、良いなと思いました。
しかし、「忘らるる」と来ると、調子としてどうかなと…(連体形止めで、文語としては正しいですが。)
下五は名詞で止めたいと思ったので、

「書初の乾きし硯棚の上」
「書初の乾きし硯光明寺」
「書初の乾きし硯日向塾」

うーん、適当です😅
やはり、いるかさんのが無難かな…
感想です。

宜しくお願いします🙇

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「書初の乾きし硯忘らるる」の批評

回答者 いるか

句の評価:
★★★★★

東野 宗孝さん、こんにちは

御句拝読しました
個人的に以下の3点が気になりました
①「乾きし」の効果の是非
 特になくてもよいかと思いました
②「書初」の効果の是非
 俳句季語によって季節感や情緒の中心を描いたりしますが、本句だと特に書初めである必要性を感じませんでした
 書初の新年としての喜ばしい感じも季節感もないかな、と思われますし
③感動/共感の中心はどこか
 ぽつんと忘れられていることによって寂しい、なら分かりますが、どうしたのかな?という疑問が中心となっているとのことで、詩としての共感ポイントが少し難しくなっているかと感じました
 全体的にも散文的に「書初めで乾いた硯が忘れられていました」という報告調にもみえますし

②はちょっと全体的な構成の話になるのでそれ以外について詠嘆を入れて少し
 書初の忘れられたる硯かな

なお、「忘らるる」は連用形にも見えますがちょっと歴史的仮名遣い?は自信ないので、他の方にお任せさせていただきます、、、
今後ともよろしくお願いします

点数: 1

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「書初の乾きし硯忘らるる」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

東野宗孝さん、こんにちは。
御句拝読しました。東野さんはコメントがしっかりしていてとても好感が持てます。有難うございます。

意味としてはわかるのですが、句の作りとしては、先に気まぐれさんがおっしゃっているような点がちょっと気になります。
そもそも、「乾きし」ですが、私は初読で、書き初めの書いた字が乾くのかと思いましたよ。すぐに硯だとわかりましたけど。

新年の季語は、できるだけめでたい方向に持っていきたいと思いますので、

・書初の出来に硯を忘れをり

あまりにも上手く書けたので、嬉しくて硯を忘れて帰ってしまった、みたいな意味ですが、まあ、どうでしょうか…。

点数: 1

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添削対象の句『書初の乾きし硯忘らるる』 作者: 東野 宗孝
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