俳句添削道場(投句と批評)

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木枯らしに踊る子どもや黄の絨毯

作者 腰痛  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

黄の絨毯→色づいた落ち葉を表現したかったのですが、なかなかといい言い回しが見つからず。。

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「木枯らしに踊る子どもや黄の絨毯」の批評

回答者 ヒッチ俳句

こんにちは。
はじめまして。
腰痛の具合は如何ですか?
御句読ませて頂きました。
一面に黄に染まった銀杏落葉の上で元気一杯にはしゃいでいる子供たちの姿が浮かびます。
この句で作者が伝えたいことを整理してみます。
①木枯らしの中、元気に遊ぶ子供たち
②見事に、一面に敷き詰められた銀杏の落葉
さて作者はどちらに感動されたのでしょうか?
もし両方とおっしゃるなら、それは句としては少し欲張りになりますね。(笑)
私は、作者の感動の中心は②だと思いました。
季語「木枯らし」は、場面を設定するためだけに持って来たのではないかと感じました。
そして一面の銀杏落葉を「黄の絨毯」と表現されたのですが、残念なことに「絨毯」も冬の季語なんです。
ここは、素直に季語「銀杏落葉(いちょうおちば)」で詠まれた方が良いのではと思います。

蹴散らすや銀杏落葉の上の子ら

頬染めて銀杏落葉に踊る子ら

よろしくお願い致します。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「木枯らしに踊る子どもや黄の絨毯」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

腰痛さん、こんにちは。膝痛です(笑)。初めまして。
なかなか身につまされる俳号ですね。大丈夫ですか?よろしくお願いします。

御句、光景は鮮やかに浮かびます。ただ、下五の「黄の絨毯」、この絨毯は本物のカーペットではないから季語にはならないとしても、かなり昔から読まれてきたあるある表現です。ご自身でもお悩みになったようですが、これを少し工夫したいです。
あと、細かいことですが、「子ども」は「子」にするとか、音数の節約も考えてみましょう。

木枯らしを生かすと、季重なりを防ぐためにどうしても黄色の絨毯というような表現に頼らざるを得ないようになりますので、季語の置き替えを考えました。
黄の絨毯はイチョウの落葉のことと思いますので、それを詠んだ「銀杏落葉」という季語を使うこともできます。

・銀杏落葉捲き上げ風と遊ぶ子ら
・子のダンス飛び散る銀杏落葉かな
・子は踊る銀杏落葉を蹴りながら

何か参考になりますでしょうか。
よろしくお願いします。

点数: 1

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添削対象の句『木枯らしに踊る子どもや黄の絨毯』 作者: 腰痛
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