俳句添削道場(投句と批評)

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年の暮れ心に突起残りたり

作者 東野 宗孝  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

今年も押し迫ってくると、何か気掛かりな事が気になってきます。
そんな気持ちを詠んでみました。

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「年の暮れ心に突起残りたり」の批評

回答者 なお

東野宗孝さん、こんにちは。
御句拝読しました。慈雨さんがいいコメントしていらっしゃいますね。
出遅れましたが、私からも少しだけ。

私の好きな句に、「歯医者にも行かねばならぬ十二月」というのがあります。これは、歯医者に行かなくてはならないと言っていますが、それよりももっと大事な案件のために忙しいということを言外に伝えています。そこが上手いと思うのです。
御句の「突起が残る」、面白いと思いますが、突起は一概に悪いものでもなく、良いものかもしれません。要するに、何だかわからないのです。
それよりも、もう少しわかりやすいものを置いてみてはいかがでしょうか?
その場合、私が揚げた例句の季語は「十二月」でしたが、「年の暮」となるともうそれだけで「忙しい」という意味を含みます。
何か気になることを挙げて、こんな些細なことが気になるということは、この人はどれだけ気を遣っているとかしら?と。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「年の暮れ心に突起残りたり」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

東野宗孝さま、こんばんは。こちらにも失礼します。
御句、とてもわかりやすく俳句として十分に成立していると思います。

「心に突起」というのも面白い表現ですね!
ただあれこれと思い残すことがあるというのは季語「年の暮」から容易に連想でき(内包されていると言ってもいいかもしれません)、内容としては類想的な感じがします。
もちろん類想が悪いわけではないのですが、やはりオリジナリティがあった方が読者の印象に残りやすいですよね。

一連の句を読ませていただいて、心の突起、友の顔が浮かぶ、流れ星に願い事…といった表現をもうちょっと具体的にイメージすると更にオリジナリティのある、良い句になるような気がしました。
心の突起とは具体的に何?
友の何を思い出した?
何を願った?
といったところから推敲してみたら面白そうです!

・引っ越しの相談できず年の暮
・水槽の汚れ残りし年の暮
とか。またよろしくお願いします。

点数: 2

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添削対象の句『年の暮れ心に突起残りたり』 作者: 東野 宗孝
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