俳句添削道場(投句と批評)

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流れ星願う間も無く消える暮

作者 東野 宗孝  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

「満天の星も線なる年の暮れ」には、沢山のアドバイスを頂きありがとうございます。

実は、この前に詠んだ句がこちらです。
こちらの方が、素直な気がしてきましたので、投句させて頂きました。

・ただ、類想類句の典型です。
・追われる事が多く、気忙しい年の暮れ。
・時間を置いて、見直してみると、意味合いが違ってきました。
・追われる事が多く、呑気に?「星に願いを」と言っていられない程、忙しいという、そんな解釈?になっきました。

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「流れ星願う間も無く消える暮」の批評

回答者 なお

東野宗孝さん、こんにちは。
御句拝読しました。なんとなく、最後の「暮」を季語としてお使いのような気がしますが、「流れ星」が秋の季語で、逆に「暮」は季語にはなりません。秋の暮とか、年の暮というふうに、何の暮れなのかを言って初めて季語になります。

そんなわけで、御句は、季語の点では季重なりもせずに成立しています。あとは類想類句を避けることだと思います。昔から言い伝えのようになっていることを詠み込むと、類想になりやすいです。何しろみんなが思っていますから。御句のように、「流れ星が消えないうちに願い事をすると叶う」とかは、もう世界中で詠まれ尽くしたのではないでしょうか。
ちょっと違うことを詠んだほうが良さそうです。
よろしくお願いします。

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「流れ星願う間も無く消える暮」の批評

回答者 慈雨

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東野宗孝さま、こんばんは。
御句拝読しました。コメントに書かれている通り、素直な一句ですね!

ただコメントに「星に願いをと言ってられない程忙しい」とありますが、それだと流れ星は見ていないということでしょうか?
句を読んだ限りでは「流れ星が流れたが、願い事を言う間もなく消えてしまった」以外の解釈はできないと思いました。

一瞬で消えてしまうというのは季語「流れ星」の本意に内包されている情報のため、俳句で敬遠される「季語の説明」のようになってしまっている気がします。

また、「暮」というのは日が沈んだ頃という意味でしょうか?流れ星を見ているのですから夜ということはわかるため、不要な情報かと思いました。
コメントに「年の暮れ」とありますが、そういう意味で使っておられますか?「年の暮」は冬の季語、「流れ星」は秋の季語ですので注意が必要です。
(ちなみに、別に投稿されている「燐寸するふと友の顔浮かぶ暮」は無季語になっています。「暮」では季語になりませんのでご注意ください)

流れ星を見ながら途中まで願い事を言ったのなら、せめてそれを描写した方がいいかなと。
・「君とけっ…」言い切らぬまま流れ星
これでも類想っぽいですね…。
流れ星とは直接関係ない十二音で、取り合わせの句にした方がいいかもしれません。
いろいろ試してみてください!

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添削対象の句『流れ星願う間も無く消える暮』 作者: 東野 宗孝
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