「流れ星願う間も無く消える暮」の批評
回答者 なお
東野宗孝さん、こんにちは。
御句拝読しました。なんとなく、最後の「暮」を季語としてお使いのような気がしますが、「流れ星」が秋の季語で、逆に「暮」は季語にはなりません。秋の暮とか、年の暮というふうに、何の暮れなのかを言って初めて季語になります。
そんなわけで、御句は、季語の点では季重なりもせずに成立しています。あとは類想類句を避けることだと思います。昔から言い伝えのようになっていることを詠み込むと、類想になりやすいです。何しろみんなが思っていますから。御句のように、「流れ星が消えないうちに願い事をすると叶う」とかは、もう世界中で詠まれ尽くしたのではないでしょうか。
ちょっと違うことを詠んだほうが良さそうです。
よろしくお願いします。
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「満天の星も線なる年の暮れ」には、沢山のアドバイスを頂きありがとうございます。
実は、この前に詠んだ句がこちらです。
こちらの方が、素直な気がしてきましたので、投句させて頂きました。
・ただ、類想類句の典型です。
・追われる事が多く、気忙しい年の暮れ。
・時間を置いて、見直してみると、意味合いが違ってきました。
・追われる事が多く、呑気に?「星に願いを」と言っていられない程、忙しいという、そんな解釈?になっきました。