「変わる季を覚り枯葉となりにけり」の批評
回答者 こま爺
今晩は。
拙句について丁寧にコメントいただきありがとございます。若干立てすぎの感もあり気が引ける思いも隠せません。
さて御句ですが、一種の教訓、観念を主張する意味合いが強
いような気がします。ポイントは「覚り」でしょか。
俳句において理知的、教訓的な表現は避けるべきという説もあります。
そこであくまでもコトに託し
"変わる季の大気に触る枯れ葉かな
(ご参考)
明治書院の「俳諧大辞典」によると、正岡子規は、
・駄洒落
・穿うがち(詮索して真相を暴き出すこと、川柳でよく使われる技法)
・謎
・理知的(知的論理を重視すること)
・教訓的
・厭味いやみ
・小悧巧こりこう(才気をひけらかしたり賢そうに見せること)
・風流ぶる
・小主観
・擬人法等
点数: 1
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木の葉も季節の移ろいを敏感に感じて、枯葉になっていくのでしょう…枯葉を観ると、己が人生と重ねてしまいます。