「残り柿やさしく風の撫でにけり」の批評
回答者 めい
風花さま。こんにちは。
オノマトペを入れて、少し、変えさせてね。
●残り柿さわさわと風撫でゆけり
よろしくお願いします🙇
点数: 1
添削のお礼として、めいさんの俳句の感想を書いてください >>
作者 春の風花 投稿日
回答者 めい
風花さま。こんにちは。
オノマトペを入れて、少し、変えさせてね。
●残り柿さわさわと風撫でゆけり
よろしくお願いします🙇
点数: 1
添削のお礼として、めいさんの俳句の感想を書いてください >>
回答者 ヒッチ俳句
こんばんは。
御句読ませて頂きました。
残り柿に優しく吹く風。
まるで作者が吹いているかのような優しさが伝わります。
柿への愛情の感じられる句と思います。
ところで「柿」は秋の季語ですが、「残り柿」は冬の季語ですかな?(疑問符を付けたのは、私自身明確でないからです)
季語かどうかはひとまず置いて、
私の残り柿のイメージは、収穫されずに放ったらかしの状態の柿の事を言うのではと思います。作者コメントを読みますと、そうでは無いように思われますね。木に残ったひとつふたつの事ですね。それならば冬の季語で明確な「木守柿」と言う季語があります。
また、「優しい風」の中には「撫でるような」意味が含まれている気がしますので「撫でにけり」は重複かなと思います。
参考になればと言うことで、
木守柿やさしき風に光りをり
風やさしふるさとの田や木守柿
よろしくお願いいたします。
点数: 2
添削のお礼として、ヒッチ俳句さんの俳句の感想を書いてください >>
回答者 イサク
こんばんは。
◆私も「残り柿」という季語は歳時記に確認できませんでした。ネットにも信頼できる情報がありません。
私は新しい季語を否定しないつもりですが、ネットの適当な情報も好まないので、ひとまず「まだ歳時記には載ってなさそう」としか。
この句に関して言えば、本物の「生っている柿・木に残っている柿」を意味することはわかりますので、「柿」の季節の終わるころの句として受け取れば季節感はあると思いますし、大きく否定するような意見は出にくいのでは。
◆「に」は完了の助動詞「ぬ」の連用形。「けり」は切れ字として使っていると思いますが、過去の動作・継続する状態に今気づいたような意味を持ちます。
「撫づ」は動作を表す動詞のため、「撫でにけり」は「もう撫で終わっている」ような意味が出ます。文法的に間違っているわけではないのですが、句の出したい風景としては違和感を感じます。
◆この句の「やさしく」は連用形なので、「やさしく」⇒「撫でる」とつながります。ならば「風の(は)やさしく撫でにけり」の語順の方がよいでしょうね。
ちなみに連体形で「やさしき風」の形になると、句の意味が少し変わります。
◆中七以降の形によっては、上五は字余りして助詞「を」を使いたいかも。
・残る柿を風のやさしく撫でゆけり (下五は助動詞「り」です)
こんな感じでいかがでしょう。
少し別の形にするためにいろいろ省略していく方法もありますが、句意が変わるので一旦ここまで。
点数: 1
添削のお礼として、イサクさんの俳句の感想を書いてください >>
優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
此方では田んぼの脇道に柿の木をよく見かけますが
たくさん生ってた柿はもうほとんど残っていません。
語順これでいいのか悩んでいます。
よろしくお願いします。