俳句添削道場(投句と批評)

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手に零余子母は昭和の中にゐて

作者 もんこ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

零余子をいただきました。
母はその零余子を手に、戦後の貧しさの中で、零余子は貴重な栄養源だったと話ます。
大変な時代を生きてきた人々、貧しいからこそ工夫が生まれ、生きる力となったのでしょう。
よろしくお願いいたします。

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「手に零余子母は昭和の中にゐて」の批評

回答者 めい

御句いいですね。
映画異人達との夏を彷彿とさせるような、、。
零余子を検索しました。
私は、ムカゴをたべたことがなく、どんな味だったのだろうといろいろ想像しました。ヤマノイモに味が似ていてほんのり甘味があるんですね。
そのかわり、母は、よく、南瓜の、お粥を作ってくれました。戦時中米がなくて、南瓜でかさまししたそうです。長男にだけ、白い飯が用意され、どれだけ、食べたかったか、、そんな話しを聞きながら、南瓜のお粥さんを食べました。
母は昭和の中にいて
と零余子が、響きます。
ノスタルジーと哀切が染みた良句だと思います。🙇‍♀️🙏

句の評価:
★★★★★

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「手に零余子母は昭和の中にゐて」の批評

回答者 ヒッチ俳句

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★★★★★

こんにちは。
御句読ませて頂きました。
いいですね。
ストレートに、お亡くなりになったお母様への思慕の念を感じました。
なおさんと同じく、下5をもっと強調したく思います。
中7までは、なおさんと同じですが、

零余子手に母は昭和を生きにけり

よろしくお願い致します。

点数: 1

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「手に零余子母は昭和の中にゐて」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

もんこさん、こんにちは。
御句拝読しました。お母様への愛情が感じられる佳句と思います。

私は「昭和の中にゐて」をもう少し強調してみたらどうだろうかと思いました。戦後の食料難の時代を経験なさった方には、零余子は貴重な栄養源であり、また、飯に混ぜればかさが増えて、その意味でも貴重だったと聞いております。

・零余子手に母は昭和を生き抜きて
・零余子飯母の生きざま昭和なり

二句目は走り過ぎましたが一応置かせてください。よろしくお願いします。

点数: 0

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「手に零余子母は昭和の中にゐて」の批評

回答者

句の評価:
★★★★★

もんこ様、今日は!初めまして?頓と申します。宜しくお願い致します。僭越ながら、初学ですが、感想のみコメントさせて頂きます。
私目は、正直、零余子(むかご)を知りません。ただ「母は昭和の中に母ゐて」に心を動かされました。私目の母親もほぼご母堂様と同年代かと思います。母のことを思い出す度に、「この人の人生は幸せだったのだろうか」「あの時、もう少し優しくしてあげればよかったのに」等々、仏壇に合掌する都度、悔恨等の思いが…。
御句を通じて、青春時代を戦争で踏み躙られた、昭和を生きた父母に対する感謝の念が更に深くなりました。
初学が誠に僭越、失礼致しました。
そして、有難うございます。
以上感想のみにてm(_ _)m。

点数: 0

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