俳句添削道場(投句と批評)

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掌が落ちる秋を呼ぶ声耳塞ぐ

作者 松尾もういいで蕉  投稿日

要望:厳しくしてください

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

秋を呼ぶ声は木枯らし1号を表現し突風で耳がボーッとなるのを風に耳を塞がれたようだと思ったのでこのように表現しました

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「掌が落ちる秋を呼ぶ声耳塞ぐ」の批評

回答者 なお

松尾さん、再訪です。
ごめんなさい、先の私のコメントで、「ヒッチ俳句さん」と言っているのは「慈雨さん」のことでした。
訂正してお詫びします。

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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「掌が落ちる秋を呼ぶ声耳塞ぐ」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

はじめまして、御句拝読しました。
「厳しくしてください」とのこと、やや辛口になりますがお許しください。

すみません正直言いまして、コメントが無いとほとんど意味がわかりませんでした。

◯音数的に「掌」は「て」の読みですかね。
ただ「掌が落ちる」とは?何かの比喩だろうと予想はできるのですが…。これはコメントを読んでも分かりませんでした。
下五で「耳塞ぐ」とあるので、掌は耳に当てているはずなのに、それが落ちるとは…?と迷子になります。

◯「秋を呼ぶ声」が木枯らし1号とのことですが、木枯らし1号というのは秋から冬になるときに吹く風です。どちらかと言うと「冬を呼ぶ声」かと。
また、仮に「冬を呼ぶ声」にしたとして、それが木枯らし1号のことと読み取るのは難しいです。素直に木枯らしと書いたらダメでしょうか?

◯「耳塞ぐ」も風が耳を塞いでいる、という比喩なのですね。これもコメントが無いと、手で耳を塞いだように見えます。

◯比喩は俳句のテクニックの一つですが、けっこう使いどころが難しいです。御句は(おそらく)3つも比喩を重ねて使っており、わざわざわかりにくくしてしまっている気がしました。

◯この句の感動の焦点はどこなのかがわかりませんでした。
「木枯らしが秋(正しくは冬ですが)を呼んでいる」ということを言いたいのか、「風で耳がボーッとなっている」ことを言いたいのか、どちらでしょうか。

その他、三段切れ(上五・中七・下五がそれぞれつながっておらず、プツプツ切れた句になっている)とか、季節がわからない(秋を呼ぶということは今は夏?でも夏の季語がない…)とか、色々気になるところが多い印象です。
比喩や難しい表現を使おうとするより、もうちょっと素直に詠まれた方がいいように思います。

・木枯の音がわたしの耳を刺す(季語:木枯)

P.S.
あまりこういうところまで干渉したくはないのですが、実在の俳人を茶化したような俳号は不快に感じる人もいると思うので、一応お伝えしておきます。

点数: 2

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「掌が落ちる秋を呼ぶ声耳塞ぐ」の批評

回答者 こま爺

句の評価:
★★★★★

さっそくですが、句意が図りかねます。

一応詩的表現と受け止めるとしてさて次のいずれに該当するか。

直喩…「ようだ」「みたいだ」などを使ってたとえる方法。
隠喩…「ようだ」「みたい掌が落ちる秋を呼ぶ声耳塞ぐ

結局、御句を文に起こすと、
「秋が手から落ちるようなので、その秋を呼びとめたところ、その声が大きくて、耳を塞いだ。」

詩的表現は俳句で良く使われま
すが、あくまでも読者の想像に
よって句意を完成させることができるという前提です。そういう句はむしろ名句と評価を受けます。

申し訳けありません。小生のコメントはここまでです。失礼しました。

点数: 1

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「掌が落ちる秋を呼ぶ声耳塞ぐ」の批評

回答者

句の評価:
★★★★★

松尾様、今日は!初めまして、初学の不尽と申します。
早速にて…。私の疑問点を、全て、いや、それ以上に、慈雨様が懇切丁寧にご指摘されておられます。正に、適切なご指摘かと思います。
コメントがあっても、拝読者の理解を得られない、という点、ここはよくよくご理解しなければなりません。
私目、通常は、投句すれば、作句者は、コメント等出来ない、それが俳句、かと承知しております。その点、本道場は、添削の場として、そのコメントの機会を、特別に与え、頂いているものと、私目、考えております。
初学が、偉そうなことを申し上げました。失礼の段、ございますれば、ご容赦願います。
なお、慈雨様もご指摘されておられますが、貴兄の俳号、如何かと…それこそ、ご自由ではありますが、矢張り、ここは、お変えになられることをお勧め致します。
以上、感想のみにて、失礼致しますm(_ _)m。

点数: 1

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「掌が落ちる秋を呼ぶ声耳塞ぐ」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

松尾もういいで蕉さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。「厳しくしてください」とのこと、これはボタン選択間違えていませんよね?
厳しくしてくださいとのことですが、先にヒッチ俳句さんがほとんどおっしゃってくださっていて、全く同意見で、他に付け足すことがない状況です。
それならなぜ出てきた?ということになりますが、その理由は、ヒッチ俳句さんの意見・考えが決して一人だけのものではないとお伝えしたかったからです。

俳句は、難しい言葉や比喩を並べて難解にする必要はありません。素直に、見たまま、感じたままを詠めばいいと思います。
もちろんその場合にも、五七五や季語を一つ、という最低限のルールを守るのは言うまでもないことです。

そしてご投稿の際には、このサイトの意味をご理解くださいね。ここはメンバーのみんなから色々と言ってもらうために出す場です。それにも関わらず、たまに「色々言われた」とか苦情をおっしゃる方がいらっしゃいます。もちろんコメントの内容にもよりますが、メンバーはみんな、投稿者のためを思ってコメントしているのでそこはどうかご理解ください。
木枯らしには耳を塞いでも、コメントには塞がないでくださいね(笑)。

点数: 0

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