俳句添削道場(投句と批評)

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山遥か行き合いの空秋を告ぐ

作者  投稿日

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コメント(俳句の意味。悩みどころ)

皆様、お詫び申し上げます。愚生の浅薄で、「行き合い空」を季語と申し上げておりましたが、大きな間違いであることを、本道場のある方からご指導頂きました。
 恥晒しですが、駄作でありますが、改作を詠みました。
 更に、ご指導の程、宜しくお願い致します。

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「山遥か行き合いの空秋を告ぐ」の批評

回答者 慈雨

こんばんは。詠み直されたのですね!

季語の件、ヒッチさんもコメントされていますが、全く恥じることも謝ることもないと思います。
元々は季語ではなくとも、多くの人が使うことで季語として認知され、歳時記に掲載されるようになった言葉もたくさんあります。「万緑」「芋嵐」「去年今年」「東日本大震災の日」などなど。
「私は『行き合いの空』を新しい季語にするつもりで詠みました」というのも一つの形かと思いますよ!

さて御句、こちらもヒッチさんのコメントのとおり、「行き合いの空」が夏から秋への移ろいというニュアンスを含む言葉なので、「秋を告ぐ」は重複感があるように思います。
「行き合いの空」が非常に季節感の強い(限りなく季語に近い)言葉なので、他の季語との取り合わせが難しいですね。
「行き合いの空+遥かな山+季語」だと情報過多なので、「山」を季語に変えてみますか…。
・行合の空に揺れたる芒かな
またよろしくお願いします。

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「山遥か行き合いの空秋を告ぐ」の批評

回答者 ヒッチ俳句

句の評価:
★★★★★

不尽さんこんばんは。
勉強させて頂きます。
御句読ませて頂きました。
この句は「行き合いの空」は季語かどうか怪しいとの指摘を受けて、詠み直されたのですね。
確かに、まだ歳時記に載っておりません。辞書を引きますと、新古今和歌集からの引用で、夏の末、秋の始めの空模様のこととあります。世の中にはさまざまな俳句のグループ、愛好会等が存在します。その方達の中には「行き合いの空」を季語とされている人達が居るのだと思います。私を含めこのサイトの多くのメンバーは、季語はあくまでも「歳時記」に則り詠むように心掛けております。
不尽さんは、恥じることも、詫びることもありません。ネットにはさまざまな怪しい情報が飛び交っておりますので、ご自分の拠り所を明確にされておいた方が宜しいかと思います。
私は「歳時記」です。
(説明がヘタですみません)

そこで御句ですが、
追加された「秋を告ぐ」は、
そもそも、季語ではないにしても「行き合いの空」に含まれているように思いますが。
「行き合いの空」を見て、どのような空だとお感じになったのでしょうか?
「秋」ではなく、その空の様子を表現する季語を探されては如何でしょうか。
例えば(原句は取り敢えずそのままにします)

山遥か行き合いの空さやかなり

季語は「爽やか」の傍題で
「さやか」です。
文語では「行き合い」は「行き合ひ」ですかね。
他にも有ると思いますので、検討されることをお薦めします。
よろしくお願い致します。

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