「秋空に膨れ上がりしか大王松」の批評
回答者 慈雨
鈴蘭さま、おはようございます。
御句(&前句)拝読しました。本当に壮大な光景が浮かんできます。
写生をベースにしつつ、絶妙に虚を交えているのも佳いなと思いました。
皆様のコメントに近いですが、大王松が主役、季語が脇役の句、という印象は受けました。高く澄んだ空という季語の本意を生かせたらなと思いました。
大王松の存在によって秋空がますます高く見える、というイメージで
・秋空のいよいよ高し大王松
と考えてみました。
うーん、どうですかね…。またよろしくお願いいたします。
点数: 1
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みなさま、コメントとご提案句をありがとうございました。個別のお礼は失礼いたします(文が長いので申し訳なくなってきました…)。気になったコメントには後ほどお返しするかもしれません。
推敲句です。それぞれ参考になる点があり非常に悩みましたが、今回はインパクトが詠みたかったので「客観写生」よりこちらかと振り切ってみました。字余り。秋空をおしのけたのは言い過ぎだったかもしれません。
秋天に巨塊としてや大王松
なども考えたのですが、印象が遠くなってしまうようで。