俳句添削道場(投句と批評)

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蕗の薹天に芽ふけば春模様

作者 会田美嗣  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

蕗の薹が、空に向かって芽をだせば、春を知らせるという意。

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「蕗の薹天に芽ふけば春模様」の批評

回答者 ハオニー

春はあけぼの、朝早く起きるのがつらいハオニーです
ふきのとう、先を越されていてなかなか取れないんですよね私...

季語について整理します
季語は「蕗の薹(ふきのとう)」だけです

ここは勘違いしやすいポイントなのですが...
春模様、桜模様などと「模様」がつくと季語ではなくなるのです

今回のこの句の「春模様」は、「春柄のなにか」という意味合いがあります
春模様というものを調べてみましたが、梅のようなものだったり、桜のようなものだったり、そういう模様でした
そのため、春模様では少し具体性に欠けるかと思います

手直し
時間情報に関することが「春を知らせる」としかなかったので、時間情報の描写を入れることが出来そうです
私は早朝の光景なのだろうと想像しましたので、そのように仮定します

春のやわらかい感じを出すために、「蕗の薹」をひらがなで書く方法もあります
これは小さな配慮です

朝まだき天へ芽吹けるふきのとう

点数: 3

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蕗の薹探して歩く帰り道

回答者 よしはむ

こんにちは。
蕗の薹とは、早春に野山などで顔を出す蕗(ふき)の花茎のことで、春の季語です。
さらに下五で「春模様」と詠んでしまっていることから、この句は季重なりとなります。
俳句には2つ以上季語を入れてはいけないというルールがあります。

この句の場合、蕗の薹が現れれば春がきたことがわかりますので、春模様は蛇足となります。
少々、句意が変わってしまうかもしれませんが、春が来たことを知るために蕗の薹を探して歩くという俳句にしてみました。

指摘事項: 季重なり

点数: 1

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添削対象の句『蕗の薹天に芽ふけば春模様』 作者: 会田美嗣
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