「灯油缶冬の夕焼けへと運ぶ」の批評
回答者 イサク
おはようございます。はじめまして。
こちらへは初投句ですね。
この一句しか見ていないので褒めどころ、厳しくしどころなどつかみにくいのですがご容赦ください。
◆きれいに収まっており、句の形はできていると思います。
◆この句をそのまま受け取った場合、作中主体の目的地が本当に「冬夕焼」であることになります。
ですが、「灯油缶」という具体的な生活感のある措辞と、中七下五のファンタジーがごちゃまぜになって、違和感を感じます。
◆なのでこの句は「灯油缶を運んでいる最中に冬夕焼が見えた」という状況を比喩的に言い換えたと思った方がしっくりきます。
この場合、
・灯油缶の数量は?
・徒歩?それとも軽トラなどの車両運転中?
・最終目的地は?(業務で運んでいる?個人で運んでいる?)
などの具体的な場面が想像しづらい句ではあります。
これは、中七下五の十二音がファンタジーへ発散してしまって、リアリティが薄い表現になっているからではないかと推測します。
整理します。
この句の句材は、状況「灯油缶を運ぶ」+風景の季語「冬夕焼」。あと少しだけ、想像のとっかかりとなる具体性を足してあげたいです。
「灯油缶」を省略する方法もあると思いますが、「灯油缶」は句材として面白いと思います。とすれば、説明の動詞「運ぶ」を言い替えたくなりました。
・冬夕焼指に食い込む灯油缶
・灯油缶積み込む前の冬夕焼
点数: 2
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海城高校文芸部さんに投句させて頂きました。
シンプルすぎる、などでもオッケーです。
是非添削をお願いします。厳しくお願いします。