「ママの分トレーに今日も林檎パン」の批評
回答者 なお
慈雨さん、こんにちは。
コメントにある微笑ましいエピソードにまず心を打たれました。有難うございます。
さて御句、ポイントは林檎パンの林檎が季語になるか、すなわち動植物が食品等になった場合ですよね。
先にお二方から力強いコメントが出ています。参考になります。
私は、ケースバイケースだと思います。食品でも、それが、季節の旬を意識して調理され、原型を残しているもの(例:浅利汁、茸飯等)は充分に季語だと思います。
一方で、保存の効くように加工されて年中存在するもの(缶詰や佃煮等)や原型を全く留めないものは季語としては難しいのではと思います。
この観点から林檎パンを考えますと、このパン屋さんは、旬の林檎の甘味や酸味を活かした美味しいパンを焼いているのだろうと思います。季節限定ではないのかな?だからこそ、奥様もお好きなのでしょう。
これが単に、林檎の形をしているだけでとか、林檎の味はするものの果肉は全然見当たらない、とかですと、ちょっとどうかと思いますが。そもそも俳句にならないでしょうね。
点数: 2
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今は別居中なので、少し前の記憶を詠んだものです。
保育園児の娘。日曜日はママが仕事に行っている間、私(父親)と近所のパン屋に行くのが日課でした。
ママが一度「このリンゴパン美味しくて好きだわー」と言って以来、毎週パン屋に行くたび「これはママの分!」とリンゴパンを買うようになりました。
娘はこれで帰ってきたママが喜ぶと大張り切り。
当のママは「違うパンでもいいんだよ~(たまには他のパンも食べたい)」と言っていたのが面白かったです。
この場合「林檎パン」は季語になるでしょうか?一応、果肉は入っているパンでしたが…。