俳句添削道場(投句と批評)

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孫帰り線香花火戸にしまう

作者 エルフゲン  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

孫に用意した花火の中で残った線香花火をしまっている様子を言いたいです

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「孫帰り線香花火戸にしまう」の批評

回答者 めい

付箋丸さま。めいです。よろしくお願いします。
御句拝読いたしました。
孫が、帰りました。
花火を戸にしまいました。
読み手は、ああ、そうですか、
となってしまいます。
記録、日誌のような俳句なんですよね。
だから、孫が帰った哀愁、寂しさに奥行きがでないんだと思います。
●テーブルに残る手花火孫帰る
夫婦で残った手花火を見ている。ああ、孫が、帰ってしまったんだなぁ、。

る の韻を踏んでみました。

よろしくお願いいたします。🙇‍♀️

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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「孫帰り線香花火戸にしまう」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

付箋丸さん、こんにちは。
御句拝読しました。なんとも切ない句、夏の終わりを感じさせる句ですね。いい雰囲気です。

ただ、句の構成としてちょっと気になりましたことを二つお伝えします。

一つは、季語の線香花火をしまってしまうことです。意味も背景もわかるのですが、季語が隠れて姿を消してしまうことにちょっと抵抗があります。
もちろん、「雛納め」のように、片付けることに風情を示す季語もありますので、これは私個人の取り越し苦労かもしれません。

二つ目は、線香花火を戸にしまう、という語順です。少し、普通の文章というか、日記のようになっています。何か工夫して俳句っぽくなれば、その方がいいのではと思いました。

・孫帰り残る線香花火かな

作者はこの後、そのままにしたのかどこかにしまったのかわかりませんが、それは読み手に委ねるということでいかがでしょうか。

ちなみに、我が家の場合であれば、妻と二人でやっちゃいます(笑)!

点数: 2

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「孫帰り線香花火戸にしまう」の批評

回答者 慈雨

句の評価:
★★★★★

付箋丸さま、こんにちは。
これまでの句を拝見してお若い方かと思っていたのですが、お孫さんがいらっしゃるのですか?
もちろん高齢の方が子ども時代に戻った気持ちで作句する(その逆も)こともあるので、全く問題はないですが、やはり自分自身の視点で作った句が一番実感がこもるような気はします。余計なことでスミマセン。

さて、御句拝読しました。
「使い残した花火」に着目するのは面白い角度だと思います。
同時に、なおじいさんがコメントされている「普通の文章、日記のよう」に関連して気づいたことをコメントさせてください。

率直に、情報量が多すぎて感動の焦点がわかりにくくなっていると感じました。
①孫が帰った。
②花火が残っていた。
③残っていた花火の種類は線香花火である。
④その線香花火をしまった。
⑤しまった場所は戸(棚)である。
という5つの情報が全部並列で並んでいるため、どこに感動があるのかわからなくなっている気がします。

おそらく④⑤はあまり重要な情報ではないと思いますので、省略できるというか、省略した方がいいと思います(なおじいさんの提案句もそのようになっていますね)。
特に②が句のポイントかと思いますので、そこを中心に描写すると良いと思います。
・孫帰りぽつんと残る花火かな
・孫帰り残る線香花火と吾
(吾=あ、と読みます。「私」という意味です)

P.S.
さて、これまでの句にもいろんな方がコメントされていますが、読んでくれているでしょうか?
お礼が欲しいわけでないのですが、コメントを読んで「わかった」のか「納得いかない」のか「難しくてわからない」のか、あるいは「読んでない」のか、それがわかると皆さんもどんな風にコメントすればいいか考えられるので、今後の添削も実のあるものになると思いますよ!
強制ではないですが、よかったら一言でも返信をご検討くださいませー。

点数: 1

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添削対象の句『孫帰り線香花火戸にしまう』 作者: エルフゲン
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